気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2021-01-01から1年間の記事一覧

「讃者積福於安明」と「謗者開罪於無間」

いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮正宗系の曼荼羅本尊には左右両肩に讃文と言って「有供養者福過十号」「若悩乱者頭破七分」と書かれています。この根拠は法華経陀羅尼品を元に、中国天台宗湛然が『法華文句記』で述べた言葉であり、正確には…

折伏が「武力弾圧」の意味であることを堀日亨は既に認めていた。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はこのブログで「折伏」という語に本来「布教」という意味はなく、日蓮や日興にあっては「為政者または神仏における処罰や武力弾圧」という意味で使われていたことを述べています。「摂受と折伏について」https…

『注法華経』を伝えようとしない姿勢。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮の弟子、六老僧の一人である白蓮阿闍梨日興の筆録による『宗祖御遷化記録』によれば、日蓮の遺言は「釈迦立像」のことと「注法華経」のことが述べられていることを、以前からブログで指摘しています。「『注…

新版御書全集には底本の記載がない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて2021年11月18日に、創価学会は新版の御書全集を発刊しました。私など平楽寺版で日蓮遺文も読めますから、わざわざ屋上屋を架してまで新しい御書を買う理由はありません。ところで、この新版御書全集、旧御書全集…

現当二世のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮正宗系の本尊右上には「為現当二世」と書かれることがあります。これは現世と未来世の二世に渡るという意義が込められているとか、いろいろ日蓮正宗では説明がされます。下の画像は大石寺67世・阿部日顕氏書…

四神相応の地。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会、信濃町の総本部には「広宣流布大誓堂」があります。ここには大石寺64世水谷日昇氏書写の創価学会常住本尊が置かれていまして、現在の創価学会では聖地化されているようです。とはいえ、このコロナ禍で…

矢島周平氏のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて牧口常三郎、戸田城聖の頃の創価学会の最高幹部の一人に矢島周平という人物がいます。昭和18年7月に牧口常三郎が逮捕された際、矢島氏も逮捕・勾留されています。その後、免訴され、昭和24年に『大百蓮華』の初代…

多忙そうな2022年の創価学会。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて2022年の創価学会の年間テーマは「青年・飛躍の年」だそうです。既に創価学会の公式ホームページでも「2022年の活動について」掲載されています。これを見ると、ものすごく「忙しそう」に感じられてならないので…

常泉寺の古図に見る天王垂迹堂の位置。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、大石寺の境内には天照大神・八幡大菩薩垂迹のための「天王堂」「垂迹堂」が近年まで存在していました。大石寺はその天王堂に紫宸殿本尊の板模刻を安置までしていたことが史料からもわかります。「紫宸殿本尊は…

『小国民日本』に載る日中戦争のイラスト。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて以前の記事ですが、戦時中の戸田城聖氏が自身の発刊する雑誌『小国民日本』で、帝国海軍を讃嘆していた事実を紹介したことがあります。「戸田城聖氏の帝国海軍への賛辞」https://watabeshinjun.hatenablog.com/en…

『創価教育学体系』第1巻初版発行の日付。

いつもみなさん、ありがとうございます。以前、創価学会の創立記念日についていろいろと検討したことがありました。「創価学会の創立はいつか?」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/10/14/000000現在の創価学会が公式に創立記念日としている…

大石寺系・宗教間対立の苦悩。

いつもみなさん、ありがとうございます。私は、こんなブログを書いていますが、誰かに好かれようとか評価されようとは全く思いません。むしろブログを書くことで私は孤立していくのだと思っていました。ところが豈はからんや、多くの読者がついてくださり、…

活動家離れ。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私は既に日蓮正宗も創価学会も離宗・退会済みですが、元々は創価学会の活動家でした。前から思っていたことですが、創価学会の活動家って脱落する確率がとても高いと思っています。つい昨年まで活動家だった人…

国運隆昌の祈念。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて戸田城聖氏が戦時中になんら戦争反対の意志を持っていなかったという事実に関して、いくつか史料と併せてブログでは紹介しています。「戸田城聖氏の帝国海軍への賛辞」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entr…

北山本門寺に伝わる戒壇本尊の日有偽作説。

いつもみなさん、ありがとうございます。さてこのブログでは、大石寺の弘安2年造立説・戒壇本尊が単なる後世の偽作でしかないことを何度か指摘しています。と同時に、その偽作の時期ですが、大石寺9世日有〜14世日主の頃であると推定されます。「日有『大石…

玉野日志に論破された「御肉牙」

いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮正宗大石寺は、「御肉牙」というものがあると主張されています。これは日蓮の歯がグラグラして肉とともに抜け落ちたものを日興が取り、日目に相伝されたというものです。「御肉牙について」https://watabeshi…

改名鑑定をし続けた戸田城聖。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、創価学会の第2代会長は「戸田城聖」という人物ですが、この方は本名を「戸田甚一」と言います。戸田城聖氏は、改名鑑定を行い、名を何度も改めているのです。具体的には、戸田甚一戸田桜心戸田桜桃戸田晴通戸田…

ジャン・ポール・ゲティ美術館訪問について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、最近ブログで書いている『創価学会年表』(創価学会年表編纂委員会編、聖教新聞社、1976年)ですが、昭和49年の記述で、池田大作氏が「J・ポール・ゲティ美術館」を訪問していることが記録に残されていて、ちょ…

『日蓮正宗歴代法主全書』は未だに全巻が刊行されていない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、度々このブログでは『日蓮正宗歴代法主全書』を引用しますが、実はこの『全書』、非売品です。非売品なのに、どうやって広く信徒に学べというのか、大石寺の態度は全くもってわからないのですが、この『日蓮正…

古き歴史を学ばねばならない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて最近、このブログ記事では『創価学会年表』(創価学会年表編纂委員会編、聖教新聞社、1976年)をあげることが多いですが、今となってはこの『年表』さえ、創価学会が振り返ろうとしない、会員に学ばせない、黒歴…

かつては布教の成果数をきちんと報告していた。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて以前の創価学会は、布教数の成果をきちんと本部幹部会や、また聖教新聞紙上で発表していました。『創価学会年表』(聖教新聞社、1976年)で見返してみても、例えば昭和36年の3月度本部幹部会(東京・台頭体育館、…

日有「大石寺は本尊堂」

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、保田妙本寺11世である日要の著作に『新池抄聞書』というものがあります。これは正確に言うと、大石寺9世日有から聞いた話を保田妙本寺11世日要が話し、それを僧の日果が筆録したものになります。この文献は堀日…

青年部員数の欄の削除。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私は青年部の実際の統監がどれくらいなのかを記事にしたことがあります。「青年部の統監はどれくらいか」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/03/28/000000ここで紹介した創価学会公式ホームペー…

学生部の現状。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会の女子部は女性部に統合され、2021年11月18日をもって全ての女子部幹部の役職は事実上剥奪され、消滅しました。「女子部の実情」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2021/12/01/000000ところで…

紫宸殿本尊は、大石寺天王堂に安置されていた。

いつもみなさん、ありがとうございます。ところで以前、紫宸殿本尊について書いたことがあります。「紫宸殿本尊とは」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/11/03/000000「戸田城聖の紫宸殿に関する発言」https://watabeshinjun.hatenablog.com/…

創価学会年表のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。ここ何日かの記事を見て、賢明な読者は気付かれたかもしれませんが、私はここのところ『創価学会年表』(聖教新聞社、1976年)をまめに見ています。この『年表』が出てからすでに40年以上が経過していますが、未だに…

創価学会年表に記録されたノリエガ氏との会見。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて以前に池田大作氏が、「パナマの麻薬王」と呼ばれたマヌエル・アントニオ・ノリエガ氏と会見していたことを記事に書きました。「池田氏とノリエガ氏との交友」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/0…

生活革新同盟倶楽部の存在を創価学会は公式に認めていた。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、以前に牧口常三郎会長の時代、創価教育学会を資金面で支えていた「生活革新同盟倶楽部」のことを書いたことがあります。「生活革新同盟倶楽部と創価光学レンズ製作所」https://watabeshinjun.hatenablog.com/en…

現実に生きること、真摯に学ぶこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、Twitter界隈では最近久しぶりに珍しく創価学会の活動家さんと思しき方から「嘘つき」「バカ」呼ばわりされ、散々絡まれてしまいました。その挙句、「具体的に何が嘘か述べてください」と繰り返し問い詰めると、…

日興による「折伏」の用例。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて以前、読者からの投書により、今成元昭氏の論考を紹介されまして、それによると日蓮自身は「折伏」という語を「為政者による武力による弾圧」を意味しており、日蓮は折伏を「布教」という意味では使っていないの…