気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

大石寺64世、水谷日昇のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会は大石寺から離れ、いわゆる弘安2年「戒壇本尊」(後世偽造説)を受持の対象から外しました。現在の創価学会が根本としているのは、大石寺64世水谷日昇書写の本尊の模刻です。これは創価学会の第2代会長…

内向きの教団論理から離れること。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はこんなへんてこりんなブログを書くにあたり、まあ当たり前のことですが、文献を集めるようにしています。常に新しい知見、新しい考えを少しずつ入れていかないと、書いている内容が堂々巡りになり、書くこと…

左京日教による大石寺9世日有教義の補完。

いつもみなさん、ありがとうございます。さてここ数日、左京日教(1428〜?)の大石寺教義への影響を述べています。まず小林正博氏の論文「法主絶対論の形成とその批判」(『東洋学術研究』131号、東洋哲学研究所、1993年)に載る、左京日教の略年譜を紹介し…

左京日教による大石寺法主の権威化。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて先日の記事で、「法主」という語が本来は「宗祖日蓮」を指す言葉であったことを書きました。『竜泉寺申状』でも日蓮は「法主」と呼ばれていまして、元来「法主」に「大石寺の貫主」という意味はなかったのです。…

自戒をこめて。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私はこんなブログを書いていますが、別段、アクセス数を増やそうと努力しているわけでもありません。ブログ執筆の目的はそこではないからです。もちろん今のブログに読者が100人以上もついてくださるのはありが…

承久の乱への疑問から真言批判へ転ずる。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はこのブログで度々、日蓮の真言摂取、真言の影響を述べています。「法華真言の用例」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/12/28/000000「日蓮の真言の摂取」https://watabeshinjun.hatenablog.co…

左京日教は本門寺戒壇を重須としていた。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて先日の記事で「法主」という語の用例は本来なら宗祖日蓮を指す言葉であったことを述べました。これはその後、歴史的な変遷を経、大石寺では次第に「血脈付属の人」を「法主」と称するようになっていきます。他の…

「法主」とは本来「宗祖日蓮」を指す用語だった。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮正宗大石寺では「法主」と言えば、血脈相承を受けた代々の嫡々付法の管長のことを指します。ところで、元々この「法主」という語は、代々の管長ではなくて、「宗祖日蓮」のことを指す用語だったのです。具体…

個人の信仰こそが現代の信仰。

いつもみなさん、ありがとうございます。私は創価学会の活動一切から離れることを選びました。私は青年部時代に元広宣部メンバーとして活動しました。顕正会や妙観講との対論や大石寺やその末寺への潜入の活動に長く携わってきた一人です。私は創価大学出身…

「色心不二」と「依正不二」

いつもみなさん、ありがとうございます。さて大石寺系教団の信徒さんのよく使う言葉で「色心不二」とか「依正不二」とかがあります。使われる信徒さんたちは決まってこの言葉が日蓮自身の言葉、日蓮の教義であるように誤解されているように思います。「色心…

本尊書写の権能は法主一人に限られてはいなかった。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、大石寺は御本尊書写の権能を法主一人に限るとしています。例えば大石寺内事部発行の『創価学会ニセ本尊破折百問百答』には次のように書かれています。「御本尊書写の権能は、唯授一人の血脈相承を受けられた御…

学会歌について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて本日のテーマは創価学会の「学会歌」についてです。私は非活から既に退会をしてしまったので、現在の状況を知りませんが、かつて創価学会の会合に「学会歌」はつきものでした。会合終了後に軍歌調の歌を青年部の…

秋の衆議院選挙で与党を負かせるには(2)

いつもみなさん、ありがとうございます。さて少し前に選挙でどうすれば与党を負かせることができるのか、と言うようなことをブログで書いてみました。「秋の衆議院選挙で与党を負かせるには」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2021/08/05/000000…

日興は北山本門寺で葬られた。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は白蓮阿闍梨・日興の墓のことです。なんでこんなことを書こうと思ったかと言うと、大石寺や創価学会の一部の教条主義的信徒さんの中に、未だに大石寺に日興の墓があると思ってらっしゃる方がいることにより…

創価学会の次の会長は。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、創価学会の現在の会長は原田稔氏ですが、今年(2021年)で80歳になる年齢です。創価学会の会員の高齢化も叫ばれて久しいですが、最高幹部たちも漏れなく高齢化しています。創価学会の会則第14条によれば、会長…

苦労人たちが助け合ってきた組織の消滅。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて戦後の創価学会について、団体社会に移行する日本社会にあって、都市部への人の流入に伴い、共同体意識を喪失していた人たちが、自分たちで作り上げた互助組織、セーフティーネットのような役割を担っていたのだ…

大石寺24世日永の代に天王垂迹堂は再建されていた。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて先日、北山本門寺の棟札から「本門寺根源」の坊地の寄進の話を書きましたが、この中で「三堂一時に造立」とされている一つに「法華垂迹天照大神宮」があります。そしてこの棟札に倣い、大石寺でもかつて八幡大菩…

印刷本尊は日興の本意とは異なる。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、大石寺にせよ、創価学会にせよ、現在これらの大石寺系教団が信徒に頒布している本尊は、全て「印刷」された本尊です。つまり大石寺の法主が書写した本尊を印刷し、(大石寺宗門ではそれに「開眼」を加えて)信…

「だらしない男が軍隊に行ったから日本は負けた」という柏原ヤスの発言。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて昭和49年(1974年)に発刊された『私の入信動機』の北条浩氏(創価学会第4代会長)のものを読んでいて、ちょっと不思議に思いました。今見ると「喘息は過去の法華誹謗の業病」とか「念仏を唱えるより南無妙法蓮華…

丑寅勤行の時間について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて少し前に大石寺の謎の教義「丑寅勤行」について書いてみました。「丑寅勤行について」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2021/07/07/000000個人的に丑寅の時刻(丑は午前1時〜3時、寅は午前3時〜5時に…

日興の「本門寺根源」と石川氏。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて北山本門寺には、日興が「御影堂」「本化垂迹天照大神宮」「法華本門寺根源」を建立したとされる「本門寺棟札」が存在します。表書きと裏書きを載せてみます。「一、日蓮聖人御影堂一、本化垂迹天照大神宮一、法…

九州方面創価学会の深刻な衰退。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて先日、九州方面の男子部の衰退を記事にしましたが、いろいろな話を聞いていると、地方の創価学会組織の高齢化と衰退は、私の想像を越えているようでした。聞いた話を箇条書きに並べてみましょう。◯九州では北九州…

下山大工と日教のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。今回は下山大工について少し書きたいと思います。弘安5年(1282年)に日蓮が亡くなり、その後、身延の波木井実長(南部六郎実長)と日興との間に確執が起こり、日興はこの時に身延を去り、富士に向かいます。現在の富…

唱えた題目の数。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて昔々、創価学会では題目を唱える数によって「境涯が変わる」という、出所不明の謎の指導が普通にされていました。「題目を1時間あげると自分が変わる」とか「100万遍あげると福運を感じる」とかです。この指導の…

宗教的論争、正統性論争の愚かしさ。

いつもみなさん、ありがとうございます。創価学会や日蓮正宗等、大石寺系教団は、互いに互いの教団を批判しています。私も元々活動家でしたし、また広宣部に入っていたこともあり、そのような「論争」やら「法論」を散々してきました。今はそのような自身の…

九州全体の新任地区リーダーがわずか600人という衝撃。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、先日の聖教新聞(2021年7月29日付)で、原田稔会長、永石女性部長と九州方面幹部会との紙上座談会が載っていました。この座談で、岩田九州男子部長が以下のように発言していました。新聞画像も併せて載せてみま…

秋の衆議院選挙で与党を負かせるには。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は、創価学会の選挙支援のやり方を参考にして、「どうしたら次の衆議院選挙で自民党・公明党を負かせることができるか」を具体的に書いてみたいと思います。1、まずは選挙に行く。無党派層の票が入らなければ…

「頭が七つに破れる」とは仏教の考えか。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて法華経陀羅尼品第26の次の文を、少し前の記事で紹介しました。「若不順我呪。悩乱説法者。頭破作七分。如阿梨樹枝。如殺父母罪。亦如圧油殃。斗秤欺誑人。調達破僧罪。犯此法師者。常獲如是殃。」(『法華経』(…

カジノを含む統合型リゾート(IR)推進と公明党の変節、横浜市長選挙について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて2016年、安倍政権の時ですが、IR(統合型リゾート)整備推進法が成立して以来、自民党・公明党の政府与党はカジノを含むIR誘致の旗を振ってきましたが、このところ、その旗色が変わりつつあります。安倍政権の当…

自分の頭で考えること。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はこのブログで大石寺系教団、創価学会や日蓮正宗、顕正会等の教義の検証と批判をしています。「では気楽非活さんはいつ頃からそのことに気づいていたのか?」と問われれば、広宣部の活動家の頃に薄々と気づき…