気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日興は四老僧と敵対していない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私は以前、このブログにおいて、日興の身延離山について、それが大石寺系教団の言う「五一の相対」というものではなく、むしろ身延の民部日向と対立していたのは「日昭・日朗・日興・日頂・日持」の五人で、日興…

狂信的な法華講と静かな法華講。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はブログの内容もあり、最近は大石寺の狂信的な法華講さんからいろいろ議論をふっかけられることも増えてきました。で、だいたい私は文献的な考証から矛盾点を指摘するのですが、狂信的な方はそれらの矛盾さえ…

『富士一跡門徒存知事』について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は『富士一跡門徒存知事』についてです。創価学会や大石寺は『富士一跡門徒存知事』について、これを日興の著作として考えています。ところが創価学会版が出典・底本としたのは堀日亨の『富士宗学要集』第1巻…

南閻浮提のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回のテーマは「南閻浮提」についてです。例えば『撰時抄』に「これあに像法の中に法華経の実義顕れて南閻浮提に広宣流布するにあらずや」と書かれていまして、日蓮は「広宣流布されるべき土地」を「南閻浮提」…

船守弥三郎のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は船守弥三郎についてです。船守弥三郎と言えば、多くの創価学会員さんは「伊豆流罪の際に川奈に流れ着いた日蓮を助けた漁師」とか「海中から出てきた釈迦像を日蓮に捧げた」こと等がよく言われます。このこ…

御影堂は「本門戒壇本堂」?

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は大石寺17世日精の御影堂についてです。ところで、大石寺に正本堂が建立される際、大石寺は「広宣流布の暁に大石寺は本門寺に名前を変え、本堂の正本尊安置の場所が本門の戒壇になる」と説明してきました。…

創価学会の公明支援の問題点。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はこのブログ上であまり公明党については批判していません。今回はその理由を簡単に書きたいと思います。私は宗教団体がその教義の理想から具体的な政策を考え、政党を組織することは権利としてあって構わない…

池田大作の虚像と実像。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回、創価学会の名誉会長である池田大作氏について、私の持つイメージを簡単に書いてみたいと思います。何度となく私は池田名誉会長について、その「世界的指導者」とか「平和運動家」とか、仰々しい言葉で語ら…

日主の文書中の「戒壇本尊」

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はこのブログで、何度となく大石寺奉安堂の戒壇本尊が後世の偽作に過ぎないことを述べています。「弘安2年の戒壇本尊は日蓮の造立ではない」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/01/31/000248「御…

『貞観政要』のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は『貞観政要』(じょうがんせいよう)についてです。ご存知のない方のために簡単に説明しますと、『貞観政要』とは唐の太宗とそれを補佐した家臣たちとの政治的な問答集です。太宗の死後40〜50年後、呉兢(…

昭和52年路線の背景を考える。

いつもみなさん、ありがとうございます。今回は創価学会の「昭和52年路線」に関する、西山茂氏の論考の一部を取り上げ、当時の創価学会と妙信講(現在の顕正会)、そして大石寺との間で何があったのかを考える契機としたいと思います。最初に西山茂氏の論を…

日天・月天のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は日蓮の「日天・月天」観について、考えてみたいと思います。多くの大石寺系信徒の方、創価学会員さんはかつて初座の勤行で諸天供養をした際に大日天と大月天はともに法華経守護の諸天善神と教わったかと思…

曼荼羅の「日蓮聖人」という書記法。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて大石寺に伝わる『御本尊七箇相承』の指示と、実際の大石寺法主の曼荼羅書写の実態は乖離があることは何度となくこのブログで指摘してきました。「『御本尊七箇相承』から考える」http://watabeshinjun.hatenablog…

日華・日仙の御本尊書写のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は「御本尊書写が大石寺の時の法主に限る」という大石寺宗門の見解を簡単に検討してみたいと思います。まず大石寺は次のように説明しています。「御本尊書写の権能は、唯授一人の血脈を受けられた御法主上人…

とあるブログの方への回答。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は、とある方のブログの書き込みにお答えする内容でやや私的な内容になってしまいます。すみません。昨年2017年の収穫を総括される中で、それが私の「気楽非活ブログに出会えたこと」であるとお答え頂いたこ…

日持の伝承。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて少し前に六老僧の関係のことを書きました。6人の中で私が実は一番興味深いと思っているのは甲斐公蓮華阿闍梨・日持という人物です。日持(1250〜?)はもともとは天台宗四十九院で日興に弟子入りしました(ですか…

広宣部と大学校の衰退。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はかつて創価学会の活動家だった頃、広宣部・言論企画部のメンバーでした。「広宣部と言論企画部」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2016/11/26/020232上のような記事を書いた関係か、かつて広宣部だ…

「五一の相対」を考える。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回はウィキペディアの記事から民部日向と白蓮阿闍梨日興、そして他の四老僧との関係を見てみたいと思います。「民部日向」https://ja.m.wikipedia.org/wiki/日向_(日蓮宗)この中の「門弟内での対立」の項から、…

曹洞宗は「不立文字」ではない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は日蓮の禅批判についてです。大石寺系信徒の方の多くがすでにご存知のように、日蓮は「教外別伝・不立文字」という禅の思想を批判します。ところで、この「教外別伝・不立文字」とは多くが唐代の中国禅の教…