気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

慶応元年の大石寺の火災で。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて明治11年(1878年)12月の「両山問答」(北山本門寺と大石寺間の問答)で、玉野日志の質問に対し、大石寺55世下山日布が次のように回答している部分があります。「旧録等取り調べ逐一御会答申し上ぐ可く候得共、…

答えは一つではない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はこのブログで史料や史実、正文書、信用できる文献等から、自分が今まで信じてきた大石寺系教団の教義にいかに欺瞞があり、虚飾があるのかを明らかにするように心がけています。そしてその欺瞞を知った上で、…

複数の神社に存在する大石寺の本尊。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私は以前、大石寺から浅間神社に奉納された本尊の問題をブログで取り上げたことがあります。「神社に奉納された御本尊」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/03/09/031232創価学会ではかつてこのこと…

15世日昌への僧檀からの批判。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて大石寺では宗の管長である「法主」は「唯授一人の血脈相承」を受けているが故に、あらゆる批判は許されないという法主の無謬説を強調することがあります。ところで大石寺14世日主の頃、大石寺と京都要法寺との通…

天台の捃拾説。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮の『観心本尊抄』には次のような一文があります。「次下の嘱累品に云く『爾の時に釈迦牟尼仏・法座より起つて大神力を現じ給う右の手を以て無量の菩薩摩訶薩の頂を摩で乃至今以て汝等に付属す」等云云、地涌…

寿量品ではなく譬喩品の誤り。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて大石寺には『産湯相承事』という相伝書が伝わっていますが、これは偽書の疑いが濃厚なものです。以前、この文書で日蓮が出家した際の名前を「是生房」としていることをブログで書きました。「『是生坊』か『是性…

寺内の僧俗に公開された相承。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私は以前ブログで、大石寺16世日就や17世日盈らが理境坊日義から相承を受け継いだことを書きました。「理境坊日義の預かり相承」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/08/10/000000このことはきちんと…

大石寺を逃げ出した留守居。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて9世日有の頃の大石寺は、大変に貧窮していた状況が各文書から確認することができます。例えば富士宗学要集の『有師物語聴聞抄佳跡』には次のような記録が残されています。「末代大切なる子細にて候間此の沙汰を成…

大石寺に墓所は存在しなかった。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて大石寺は自山の正統性を主張するのに『日興跡條條事』という文献を引用しますが、これがまた文書そのものに改竄された跡があり、日興の真蹟であることに大いに疑問符がつけられています。「日興跡條條事について…

名誉ある孤立。

いつもみなさん、ありがとうございます。さてネット界隈を見る限り、現今の創価学会本部、信濃町の執行部を批判される会員さんが少しずつ増えているように感じます。彼らの中では「信濃町の執行部が池田大作氏の心を失念した」故に批判をし、「再び池田大作…

天英院のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて大石寺の三門は江戸幕府の6代将軍・徳川家宣の正室である「天英院」(近衛凞子)によって寄進されています。ところが、この天英院は大石寺の純粋な信徒ではなく、大石寺に布施供養するだけでなく、自身の菩提寺で…

師弟不二の用例。

いつもみなさん、ありがとうございます。 ところで日蓮の真蹟遺文で果たして「師弟不二」ということが書かれたものがあるのでしょうか。 結論から言うとありません。 例えば『華果成就御書』には創価学会員さんによく知られた「よき弟子をもつときんば師弟・…

日精を尊崇していた日寛。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会側は大石寺を批判する時、大石寺18世了玄日精を「造仏」を容認したとして批判するロジックを展開した時期があります。で、これって大丈夫なのかなと非活・退会組の自分ながら教団が心配になります(笑)…

短絡的な「仏法=師弟」観。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会の現名誉会長である池田大作氏は「仏法の究極は師弟である」と発言しています。「仏法の究極は師弟である。『師弟不二』である。『仏法を持つ』ということは『師弟不二に生きぬく』ということである。『…

完器講のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。ところで、大石寺に江戸時代末期頃、存在した「完器講」という信徒集団を多くの方はご存じないかもしれません。私もさほど詳しい訳ではありませんが、私の知っているところを簡単に紹介してみましょう。江戸時代後期…

釈尊を御本尊と定めさせ給いて。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私は日蓮遺文を真摯に読めば、日蓮が自身を釈迦を越える本仏とする文は存在せず、日蓮自身が一貫して久遠釈迦を本仏としていたことを重ねてブログで主張しています。「釈迦一仏にかぎりたてまつる」http://wata…

原理主義について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私は大石寺系教団について、その自教団の教義や、また池田大作氏等の教団指導者の無謬性を過信して、否定することができない人たちを一種の「原理主義」であると考えています。「原理主義」という言葉は様々な…

小笠原慈聞氏の謝罪画像の新聞掲載。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて以前の記事で、私は昭和27年4月27日の創価学会による大石寺境内での圧力事件、いわゆる「狸祭り事件」について書きました。「狸祭り事件」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/04/18/000000この事件…

戸田城聖の紫宸殿本尊に関する発言。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて昨日のブログ記事で大石寺末寺信行寺所蔵の「紫宸殿本尊」が紫宸殿のための本尊であることの根拠が薄弱であることを述べました。「紫宸殿本尊とは」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/11/03/000000…

紫宸殿本尊とは。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて大石寺末寺の信行寺には「紫宸殿本尊」と称される板曼荼羅が存在しています。これは日蓮が弘安3年に書写したもので、大石寺の教義では天皇が日蓮の教えに帰依した時、紫宸殿(天皇の住居)に奉掲する特別な本尊で…

論点をすり替えて人格否定する人たち。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私のブログの記事にむきになって反論されるのは創価学会よりもむしろ大石寺の新参講、法華講の信徒さんの方かと思います。まあ、一部例外もおられるようですが、多くは大石寺系教義の信奉者が多いように感じて…

退会者の受け入れ先としての大石寺。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて先日、「気楽非活の一問一答その2」でも少し書きましたが、創価学会の偽善に気付きながら、日寛の御本尊を拝むことをやめられない方が少なからずいらっしゃいます。私のスタンスとしては「自身が選び取ったものな…