気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

牧口常三郎の戦争観。

いつもみなさん、ありがとうございます。牧口常三郎初代会長の発言を引用しましょう。「東亜共栄圏乃至世界列国にこれからの新秩序の中核として吾等が実証によってここに提供せんとする最高価値の大善生活法は、人生の理想として何人も渇望するものであり、…

「師弟」絶対主義の淵源。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて最近Twitterアカウントも開設させていただきました。このTwitterアカウントからいろいろと議論をすることも増えてきました。Twitterアカウント@mwP0s8t4fiA7LWQご自由にフォローくださいませ。さてこのTwitterの…

日蓮正宗の教義矛盾。

いつもありがとうございます。日蓮正宗の方でも私のブログを読んでそれなりに共感してくださる方もいまして、本当に感謝しています。日蓮正宗の信仰に矛盾を見いだしながら、まだ信仰を続けていることも個人の自由ですからそれはそれでも構わないかと思いま…

選挙における勝利至上主義。

いつもみなさん、ありがとうございます。創価学会の活動家は現在都議選モードです。都内に友人がいないか、ひたすら数えてますよ。なんでも今回の選挙は「公明党にとって非常に厳しい選挙」だとのこと。そんなこと選挙の度に毎回言ってますよね(笑)。思う…

日寛由来の創価の教義。

いつもありがとうございます。さて先日のブログで書いたように創価学会の教義としては基本「池田名誉会長」と「日寛教学」しか残っていないと書きました。「井の中の蛙」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/04/15/060026特に創価学会内部の信濃…

日蓮宗興門派としての大石寺。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて大石寺は"日蓮正宗"と呼ばれていますけど、本来もともとはそんな宗派は存在していませんでした。大石寺は総本山でもなく日蓮宗興門派の一つに過ぎなかったんです。ただ大石寺そのものは独立を主張し続けて、独自…

日蓮は民衆仏法ではない。

いつもありがとうございます。さて真蹟遺文中から判断される日蓮の思想は、とても民衆仏法とは言えません。日蓮は民衆を相手にしていません。日蓮が相手としているのは武家社会であり、鎌倉幕府です。民衆が嘆いているからこそ国にはすべきことがある、とい…

上部構造としての創価学会。

いつもみなさん、ありがとうございます。創価学会の公称の世帯数は872万世帯のようですが、これがここのところ少しも増えていません。つまり組織的には停滞していると言えます。これは創価学会だけでなく、いわゆる昭和の新宗教教団たちも信者数を減らしてい…

昭和54年の辞任問題。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて昭和54年に池田会長は会長職を退くことになります。多くの活動家なら周知のことでしょう。で、当時の本部の幹部連中は誰一人、池田氏を擁護せず「辞任すべき」としたんです。これはどういう意味かわかりますか。…

末法は存在しない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて「天台智顗の修行は"本未有善"の"末法"の衆生には役に立たない」という教義もまた現代ではもはや無効でしょうね。そもそも"末法"という考え方が出てくるのは『大集経』です。『大集経』そのものは中国で創作され…

広目天王と増長天王のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。以前、大石寺客殿安置の御座替本尊(日興筆)と奉安堂安置の戒壇本尊とで相貌の相違をブログで書きました。「御座替本尊は戒壇本尊の書写ではない」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/03/06/060449この…

「二十余年」と「三十余年」

いつもみなさん、ありがとうございます。以前、ブログで戒壇本尊の讃文「二千二百二十余年」が、『御本尊七箇相承』の「二千二百三十余年」と相違していることをブログでも書きました。「戒壇本尊と『御本尊七箇相承』との相違」http://watabeshinjun.hatena…

ブッダ最後の旅より。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて歴史上の釈迦、ゴータマ・シッダールタの史実に最も近い経典はスッタニパータでしょう。後代になればなるほど釈迦は神格化され、様々な潤色が物語に付随してきます。幸い、大パーリ・ニッバーナ経(大般涅槃経)…

『摩訶止観』と『次第禅門』

いつもありがとうございます。さて天台智顗の『摩訶止観』は法華三大部の一つなんですけど、実は内容的には一心三観、止観の坐禅の行法を説いた書なんですよね。だって本来、『摩訶止観』の思想の底にあるのは智顗の初期の著作である『釈禅波羅蜜次第法門』…

日蓮本仏説の萌芽。

いつも皆さんお読み頂き、ありがとうございます。さて大石寺や現在の創価学会が唱える日蓮本仏説が明確に言われ始めるのは、大石寺26世堅樹日寛以降のことです。それ以前に日蓮本仏説と言われるものが存在したのかと問われれば、その萌芽と言うべきものがあ…