気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『生死一大事血脈抄』は後世の偽作である。

いつもみなさん、ありがとうございます。 今回は『生死一大事血脈抄』が偽作であることについてです。 『生死一大事血脈抄』は、創価学会信者および日蓮正宗信者さんがよく読まれる遺文の一つです。しかしながらこれは後世の偽書の可能性が非常に高い遺文な…

過去を秘匿する姿勢。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて創価学会という教団は、過去の歴史を正しく伝えていないと私は考えています。 だからこそ、このブログでは客観的な記述や文献、根拠を可能な限り提示し、本当の創価学会の姿を描き出したいと考えています。これ…

選挙における勝利至上主義の池田大作氏。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて以前にも書いたことですが、創価学会における選挙至上主義という考え方は実は会長時代の池田大作氏によって強調されてきた考えなのです。 戸田城聖亡き後、池田大作氏は創価学会の総務に就任しますが、この時に…

『百六箇抄』『御本尊七箇相承』で強調される日蓮と俊範の関係について。

いつもみなさん、ありがとうございます。 今回は比叡山修学時代の日蓮が、横川の俊範に師事していたことについてです。今回はジッリオ・エマヌエーレ・ダヴィデの論文『俊範の教説と日蓮への影響について』(日本仏教総合研究13号、2015年)の内容から、自分…

大石寺から追い出された14世日主。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は大石寺14世日主が後年、大石寺から追放され、栃木県下野市の小金井蓮行寺に蟄居していたことについて、書いてみようと思います。 大石寺18世(17世)日精の『家中抄』日主伝の項目に以下のような記述が残…

「勘文」について。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は「勘文」についてです。 「勘文」とは何でしょう? 実は日蓮は『立正安国論』を「勘文」としているのです。 「勘文」をWikipediaで調べてみると、朝廷から諮問依頼を受けた神祇官や陰陽師等の学者が書いた…

自己弁護の人たち。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて創価学会や日蓮正宗を脱落した幹部たちには、独自グループを立ち上げる人が少なくありません。 創価学会の退会組には、そう言う方が多いように思います。 波田地克利らのグループ、正木伸城、また宿坊の掲示板で…

戒壇本尊下部の「束」(つか)。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は戒壇本尊本体の下部に付いていることが推定される、奇妙な2本の「束」(つか)について、書いてみたいと思います。 日蓮正宗に伝わる「戒壇本尊」ついて、このブログでは何度も検証をし、それが後世の偽作…

トルコ大地震に沈黙する教団指導者。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて2023年2月6日、トルコ南部、シリアとの国境付近で起こったM7.8という大きな地震により、すでに2万人を超える死者が出ています。 世界中から支援が寄せられる中、世界平和を希求するという創価学会からは、その日…

日興からの伝燈法師・日代。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて、私は日蓮日興に「付弟一人」「唯授一人」という相伝の考え方が存在しなかったと思っています。 そもそも日蓮の弟子は「六老僧」として晩年に選定され、日興はそれに倣って「本六」「新六」と言う6人ずつの弟子…

「唯除五逆誹謗正法」の「正法」とは無量寿経である。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて日蓮は念仏を「四箇の格言」で「念仏無間地獄」としました。果たしてこれは正しいと言えるのでしょうか。 日蓮は『立正安国論』で「所依の浄土三部経の唯除五逆誹謗正法の誓文に背き」(旧創価学会版御書全集23…

普通の人間としてのブッダ。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて『スッタニパータ』の386節には次のような文があります。 「修行僧は時ならぬのに歩き廻るな。定められたときに、托鉢のために村に行け。時ならぬのに出て歩くならば、執著に縛られるからである。それ故に諸々の…

題目板碑について。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は東北地方の富士門流の寺院において、題目板碑が複数存在することについて書いてみます。出典は松岡幹夫『日蓮正宗の神話』(論創社、2006年)であり、この内容の一部を紹介する形になります。 さて富士門…

如来神力品で別付嘱はされなかった。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて日蓮・天台系における法華経解釈では、法華経の解釈では如来神力品第21を「別付嘱」、嘱累品第22を「総付嘱」と考えます。 つまり地涌の菩薩である上行菩薩らに対して付嘱されたのが神力品であり、それ以外の会…

戸田城聖氏の「業病」についての指導。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は戸田城聖氏が「業病」について、どのような指導をしていたかを簡単に紹介したいと思います。かつての創価学会はこのように「御本尊に祈ると病気は治る」と指導していたのですが、この指導は果たして現在で…