気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

法華三部の発想。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて正直に言ってしまうと、無量義経を法華経の開経とし、観普賢菩薩行法経を結経とする、智顗の法華三部の発想が私にはよくわからないんですよね。そもそも法華経における「サマンタ=バドラの鼓舞」(普賢菩薩勧発品…

「折伏」の用例。

いつもありがとうございます。ところで今日のテーマは「折伏」なんですが、これ法華経中にはほとんど使われない語なんです。唯一の用例が観普賢菩薩行法経の中の次の一節です。「若し自ら調順せんと欲せば 勤めて慈悲を修し 法の真寂の義を思うて 諸の分別の…

池田名誉会長の理解できない発言。

いつもみなさん、ありがとうございます。私はかつて創価学会のバリバリの活動家でしたから、池田名誉会長のスピーチを貪るようにして聞いていた時期がありました。納得のいったこともありましたが、時々「それはどうなんだろうなぁ」と首を傾げるような指導…

選挙支援活動の欺瞞。

いつもみなさん、ありがとうございます。ところで、創価学会の選挙戦で最大の欺瞞は、実質として選挙支援をしているにも関わらず、公式にはそれらを「友好活動」としていることかと思います。選挙のお願いをすることを創価学会内では「F」と言いますが、こ…

阿部日顕さんは学会擁護派。

いつもありがとうございます。さて阿部日顕さんというと創価学会の方からすると"極悪法主"とか(笑)「天魔日顕」とか(笑)もう最大限の悪口罵詈雑言しか出てきません。まあ、その理由もわからなくはないんですが、実はもともと阿部日顕さんという方は創価…

創価学会の本尊定義の矛盾。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会は2014年11月8日に聖教新聞紙上にて「弘安2年の戒壇本尊は受持の対象にはしない」との公式見解を出しました。私はこの件に関して、創価学会がとやかく大石寺や他宗門から言われることではないと考えてい…

宗創問題について③平成2年〜平成3年

いつもみなさん、ありがとうございます。さて前回の平成2年に始まる宗創問題の検討の続きです。私の見解は平成2年7月17日の連絡会議での学会側の発言こそが一連の問題の発端だと考えていますが、今回はその再掲に加えて平成3年1月からの流れを時系列に見てい…

興門流の各文書に見る戒壇本尊への疑義。

いつもみなさん、ありがとうございます。さてこのブログで、幾たびか大石寺奉安堂にある弘安2年建立とされるいわゆる戒壇本尊について、偽作であり、後世の創作であることを重ねて主張してきました。以前ここでしていた主張はどちらかといえば相貌面での主張…

昭和54年の会長辞任の責任。

いつもみなさん、ありがとうございます。さてこのブログでは以前、昭和54年の池田会長辞任の責任についていろいろ書いてみました。「昭和54年の辞任問題」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/04/09/001627この中で、私は「昭和54年の池田会長辞…

宗創問題について②平成2年7月以前のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて平成2年〜3年にかけての第2次宗創問題についていろいろ書いていますが、私の前回の投稿のポイントは「平成2年7月17日の連絡会議」であることを指摘しました。この時の大石寺の見解と創価学会の見解が食い違ってい…

宗創問題について①平成2年7月〜12月

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私は創価学会と日蓮正宗との問題についていろいろ書きますが、平成2年に端を発する第2次宗創問題についてはあまり書かないで来ました。なぜかというと本当のところがよくわからないからなんですね。大石寺と創価…

最澄の密教と空海の密教。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回、検証したいのは次の日蓮の考えです。「最澄(伝教大師)は比叡山に法華経を中心にした戒壇を建立した。しかし後の円仁(慈覚大師)、円珍(智証大師)らによって密教が導入され、比叡山は謗法の山と化した…