2025-01-01から1年間の記事一覧
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて先日、牧口常三郎の戦争観の一つ、「日本人が神になる」「神は日本民族の祖先」ということについて、一読者から示唆深いご教示を頂きました。このブログは本当に多くの情報提供者、また執筆協力者の皆様に支えら…
みなさん、いつもありがとうございます。 さて創価学会や日蓮正宗が用いる、鳩摩羅什(クマラジーヴァ)訳の法華経について、その編集方針や削除、章節順序の改変などをこのブログでは幾度となく取り上げています。 例えば鳩摩羅什訳では第25章にあたる「観…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は「国立戒壇」をかつての創価学会が教団の至上命題として主張していた件です。 多くの方がご存知のように、日蓮の遺命として『三大秘法抄』(真蹟不存、真偽未決)の戒壇を建立することが挙げられます。か…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回はかつての創価学会が「神輿(みこし)を担ぐ」ことで「罰」が当たることを指導していた点について、具体的に『聖教新聞』記事中から示してみたいと思います。 私が子どもの頃、私は既に創価学会2世(正確に…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さてこのブログでは『法華経』の構成についてもいろいろと批判をしています。 「鳩摩羅什により改変された法華経」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2025/06/16/000000 また『法華経』の開結として、『無…
いつもみなさん、ありがとうございます。 先日、とあるブログ読者の方とお話しする機会があったのですが、そこで図らずも昔の勤行の形式で使われていた「引き題目」についての話になりました。そこで言われたのですが「ぜひ引き題目についてブログに書いてほ…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて日蓮は他宗派と論争をする時に必ずと言って良いほど、経文や論釈等の「証文」を示すことを重要視していました。 「文証がない教説は否定されるべきとするのが日蓮の思想である」https://watabeshinjun.hatenablo…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて皆さんは「相構えて相構えて」という表現を日蓮の御書で見たことはあるでしょうか。 仏教には関係のないごく一般的な言い方であり、古語辞典等で意味を引くと「よく注意して」「十分に気をつけて」くらいの意味…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さてこのブログでは法華経について、中国仏教や日蓮の解釈に依らず、素直に読んだ考えをいろいろ書いています。 その中で創価学会や日蓮正宗系の信者さんが最も感情的に反発される部分は以下の2点かと思います。 ①『…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて大石寺開山の日興の死(1333年)から9年後の暦応5年(1342年)に、三位日順によって書かれた『誓文』には次のように書かれています。 「倩ら大聖富山二代の遺跡を撿するに・貴賤互いに偏執を懐き・所立亦た異義…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は2025年の参議院選挙投票日を終え、公明党の選挙結果について自分の思うところを少し書いてみたいと思います。 さて都議選の大敗の後、さすがに参議院選挙では取り戻すと思ったのですが、選挙区でも複数の…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて最近の『大白蓮華』(宗教法人創価学会の教義機関誌)には、かつての池田大作の『若き日の日記』が再び少しずつ再連載されています。 『若き日の日記』は今や絶版。初版で読むことができず、『池田大作全集』に…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は日蓮が天台教学から引き継いだ「五時八教判」について、それが近代以降の仏教学において批判され、史実とは異なることが指摘されたことについて少し説明してみたいと思います。今回、参考にしたのは岡田文…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて先日2025年6月22日投開票の東京都議会議員選挙の結果が出ました。 驚いたことに公明党の得票総数は何と激減して530,217票、出馬した22候補のうち、大田区で2名が落選、新宿区で1名が落選。合計3名落選、議席数19…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は最近の日蓮正宗の信者さんについて書こうと思いますが……全てがそうであるとは言えませんが、最近の元創価学会の退会組の法華講信者の中には、やたら狂信的に自分達の教義を押し付けてくる原理主義的な方が…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて日本に巷間に流布して来た『法華経』、いわゆる鳩摩羅什漢訳の『妙法蓮華経』がサンスクリット原典から鳩摩羅什の手によって恣意的に改変されている問題について、いくつか記事を書いてきました。 今回は具体的…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて『法華経』中における文殊菩薩の扱いについて、少し書いてみます。 今回は種智院大学教授のスダン・シャキャ氏の研究を一部参考にして文殊菩薩のことについて考えてみたいと思います。と言うのは大乗仏典での文…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて先日の記事「十如是を3回読むこと」で、あちこちから反響がありました。 「十如是を3回読むこと」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2025/06/01/000000 頂いたのは「十如是が原典では本当は5つしかな…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて私は国家主義的な日蓮の布教方法について、このブログで何度か指摘しています。 「王にしたがはざれば仏法流布せず」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2021/11/19/000000 上のブログで書いたように…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は法華経方便品における「十如是を3回読むこと」についてです。 これについて創価学会自体は「三遍読に功徳まさる」(『一念三千法門』創価学会旧全集版412ページ)とし、さらには「我が身が尊い仏である」…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて創価学会や日蓮正宗の教義では、法華経守護をする「諸天善神」というものがあり、その中にはなぜか日本古来の神である「八幡大菩薩」や「天照大神」が含まれています。 日蓮本人が既に矛盾しているのですが、そ…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は改めて私のブログの立場、立ち位置について、またそれを批判する創価・大石寺系信徒グループ、また退会者や離脱者たちのグループのカルト的な体質について書いてみたいと思います。 というのもブログを201…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回はアメリカの創価学会信徒の数は一体どれくらいなのかという、素朴な疑問を書いてみます。 日本の創価学会信徒の数は、2005年(平成17年)以降、創価学会本部は公称として「827万世帯」としており、それは20…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は興風談所の山上弘道氏による「日蓮偽撰遺文学」の提唱で、グループ分けされた一連の日蓮偽撰遺文、すなわち偽書について考えてみたいと思います。 このブログでは多くの日蓮遺文を「偽書」として批判し、…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は、池田大作氏の撮影した写真についてです。 池田大作氏は若い頃からノーファインダーで写真を撮影し、それを写真展として紹介したり、また会員信徒への激励として絵葉書や写真集、また機関誌紙でも紹介し…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は『当体義抄』という御書についてです。読者の皆さんは『当体義抄』という御書を知っているでしょうか。恐らく創価・大石寺系信者さんの多くが学んだことのあるものの一つかと思います。 『当体義抄』は全…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さてこんなブログを書いている私は週末ともなると文献をいろいろ読むことが多いです。最近は『開目抄』の京都本満寺所蔵の日乾対校本等の研究について等、いろいろ読んでいまして、ふと日蓮とその弟子である日興の修…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は少し長めになりますが、戸田城聖の生涯を時系列に追いながら、自分なりに年譜を作成してみました。まだ不明な部分も多く、未完成ではありますが、事実に即して戸田城聖の生涯と創価教育学会の当時の動きを…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて私はブログ中で、国家主義的な思想、また法華経を根本にした祭政一致国家の樹立を思考した日蓮の思想を幾度となく指摘しています。 「純粋な日蓮の思想を考えると」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry…
いつもみなさん、ありがとうございます。 さて私は法華経等の漢訳大乗経典群が、そもそも歴史的事実として釈迦が説いた直説ではなく、少なくとも釈迦の死後数百年後に成立したものなのだと言うことを繰り返し、このブログで述べています。 「第一結集につい…