気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

弘安2年の戒壇本尊は日蓮の造立ではない。

すでに犀角独歩氏の研究でよく知られていますが、コンピュータ・マッチングという手法による解析で、弘安2年10月12日戒壇本尊は弘安3年5月9日の日禅授与本尊より主題の七字を模写したパッチワーク模造であることが明らかになっています。http://blog.livedoo…

『百六箇抄』の問題点③史実との不整合。

『百六箇抄』は偽書と断ずべき材料が多岐にわたり、枚挙に暇がありません。こんなものを『血脈抄』と呼んで有り難がっている日蓮正宗の信徒が可哀想に思えてきます。同時に創価学会も『百六箇抄』を真蹟と判断している立場であったはずです。それに対し総括…

なぜ方便品と寿量品を読むのか?

朝晩の勤行で、方便品と寿量品を読誦するのはどーしてですかって聞くと「所破・借文」と「所破・所用」のためなんですって。誰が決めたんですか?そーです。大石寺26世堅樹日寛が『当流行事抄』の中で決めたことです。その教義って今の創価学会に必要なので…

池田青年の入信の事実。

たぶん熱烈な創価学会員さん、もしくは池田名誉会長に対する純粋な信徒の方は、そういう純粋な心を持つ人ほど私の言葉を信じないと思います。わかりますよ。私もそうでしたから。それは本当に純粋な心を持っている人です。だからこそ創価学会の虚像を真実だ…

「血脈」ってもうやめません?

創価学会員によって外部の友人がいわゆる「折伏」をされる時、よく抱く疑問の一つに「お題目って別に創価学会に入らなくてもあげられるんじゃないの?」ってことです。 日蓮正宗から破門される前は「正しい血脈がないと同じ題目でも功徳はない」というロジッ…

『百六箇抄』の問題点②「男尊女卑思想」

『百六箇抄』における問題点は山ほどあります。その一つが女性への差別思想、すなわち男尊女卑の考えが見られるという点です。「男は本・女は迹・知り難き勝劣なり。能く能く伝流口決す可き者なり」(創価学会版御書全集、862ページ)非常に明確に女性を差別…

『百六箇抄』の問題点①「経巻相承」

『百六箇抄』は『本因妙抄』と並んで"血脈抄"と呼ばれ、日蓮正宗では最重要の相伝書とされています。ところが、この『百六箇抄』の内容がトンデモない眉唾ものなんです。はい。創価学会もかつて「百六箇抄講義」なんてのをやって、やたら有り難がった時期が…

元本部職員3名の精神性。

例の創価学会元本部職員であった小平氏、滝口氏、野口氏の3名がブログでカンパを求め出しました。http://harunokoime20150831.blog.fc2.com/blog-entry-71.html?spブログで明らかになった驚くべき事実は、彼らが本部職員を解雇になってから、創価学会員の会…

無謬性への過信。

どうして創価学会とか日蓮正宗とかの方って、自分たちの教団の無謬性を安易に信じるのでしょうか。 「組織に矛盾があっても、この法は絶対だ」とか「何があっても信心で受け止める」とか「御法主上人様は絶対です」とか。 でも、それって本当の検証された信…

法華経に阿弥陀仏って。

日蓮正宗とか創価学会の方はあまり認めない、というか目を背けていることなのですが、法華経には阿弥陀如来が出てきます。一つは法華経化城喩品第7です。実は化城喩品というのは深い内容を語っていて、もっと読まれるべき章節であると私は思っています。その…

日蓮正宗の三宝。

日蓮正宗では法主というものがどういう位置にあるのか、いろいろ言われているんですが、その見解が基本的に一貫していません。要するに「法主」が三宝中の「僧宝」なのか「僧宝に含まれない」のか「内証がある故に本仏と同格扱い」なのか、発言が一貫してな…

「福運」について。

創価学会の人はよく福運という言葉を使います。日蓮正宗でも使うのでしょうか。たとえば「あの人は福運がある」とか「福運を積んでいこう」とか「愚痴を言うと福運を消すよ」とか「あの人は福運のない顔をしている」等々、創価学会員の日常会話には普通に「…

現在、創価学会の活動に疑問を抱いている方へ。

現在、創価学会の活動に疑問を抱いている方へ。悪いことは申しません。黙って活動からドロップアウトしてください。幹部からの電話は出ないでください。大丈夫です。向こうもそのうち諦めます(笑)。メールにも返信しないで構いません。大事な会合であった…

たとえばガンジーのこと。

創価学会では池田名誉会長をよく「ガンジー・キング・イケダ」と並び立てて、非暴力平和思想としての池田名誉会長を賛美したりします。ガンジーは確かに非暴力思想をとなえ、インド独立を導いた独立の父です。けれど、実はガンジーがカースト制度の身分差別…

「法華経は諸経の王」ではない。

「法華経は諸経の王である」と創価学会や日蓮系教団はよく言いますけど、その主張の根拠は薬王品や法師品の中の経文、そして天台智顗における五時八教の教判にあります。この教判は天台智顗が漢訳仏典を丹念に読み、仏典の整合性と統一を目指して説いたもの…

戒定慧の三学。

いつもみなさん、ありがとうございます。仏法の基本って戒定慧の三学にあるんです。戒定慧の三学とは仏道に入る者が必ず修めるべき基本の修行のことです。戒は戒律を示し、定は禅定のことで、慧とは智慧のことを示します。日蓮の三大秘法という概念は、この…

富木常忍と文書の管理体制。

日蓮系教団に伝わる遺文や典籍を見ると、全体として分散的でなく一部の限られた寺院に集中して保管されているという特徴があります。その代表的な寺院が中山法華経寺です。中山法華経寺の初代貫主は常修院日常といい、出家する前の名前は富木常忍として知ら…