気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

自己正当化と他者を卑下する精神性。

いつもみなさん、ありがとうございます。最近は本当にいろんな方から応援メッセージを頂きます。ありがとうございます。度々、このブログで私が主張していることですが、私はすでに「どこかに絶対に正しい教えがある」とか「師匠は絶対に正しい」とか「法主…

SGI-USA青年文化祭2018について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は、アメリカ創価学会で2018年9月23日に開催が予定されています、SGI-USAの青年文化祭についてです。「SGI-USA青年文化祭2018」は、正式な会合名は"50k Lions of Justice Festival"とされていまして、これは2…

家庭訪問のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私が創価学会の活動家だった頃、一番好きな活動は実は"家庭訪問"でした。くだらない会合があるくらいなら、さっさとすっぽかして家庭訪問をたくさんしていたくらいです。それくらい好きでした。何が好きだったか…

釈迦如来のたましい我が身に入り。

いつもみなさん、ありがとうございます。日蓮が自身を「釈迦を越える本仏」であるとする自覚を述べたことはなく、日蓮自身が一貫して釈迦本仏説であったことは、遺文をきちんと読めば明らかなことかと思います。「釈尊を本仏とする文証」http://watabeshinju…

日興書写曼荼羅への日応の加筆。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は他宗寺院の本尊に対する大石寺法主の加筆の件についてです。以前、ブログでも指摘したように、もともと上条大石寺は「日蓮正宗」という宗派でさえなく、他山と合同し「日蓮宗興門派」を形成する一本山に過…

日興も「日蓮聖人」と本尊に書いていること。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて先日、大石寺3祖日目の書写曼荼羅(正中3年卯月、小泉久遠寺蔵)を画像を挙げて紹介しましたが、ここでは『御本尊七箇相承』で「日蓮在御判」と書くべきとされているところが「日蓮聖人」と書かれていることを紹…

戒壇本尊の腰書の写しから。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私は大石寺奉安堂蔵の戒壇本尊について、その信用性の低さから構成の贋作に過ぎないことを何度かこのブログで指摘しています。まあ私のブログなど読まなくても、柳澤宏道氏や犀角独歩氏の研究で十分に戒壇本尊が…

中世日本語で題目を唱えると。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は題目「南無妙法蓮華経」の発音についてです。 当然のことですが、現代の日本語と鎌倉時代の日本語とではそもそも発音が全然違います。 鎌倉時代当時の日本語は現在の言語学研究では「中世日本語」と考えら…

上新田坊の講師職を任された日道。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は大石寺の日目以降の相伝についての続きです。以下の二つのブログ記事で書いたように、日郷派の小泉久遠寺からは「日目→日道」の相伝がなかったと指摘され、当時から批判されていたことが要法寺日辰の『祖師…

日蓮教団初期の本尊の奉安形式。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は日蓮在世中の初期教団はどのような本尊が祀られていたのかを考えてみたいと思います。冒頭の画像は現存する日蓮真蹟曼荼羅の中でも最初期のもので、文永8年10月9日書写の通称「楊枝曼荼羅」と呼ばれるもの…

日目書写本尊について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は大石寺3世日目の正中3年書写曼荼羅(小泉久遠寺蔵)の相貌について具体的に書いてみたいと思います(冒頭画像参照)。上の画像を一見するだけで「あれ?少し違うぞ」と言うことは、多くの創価学会員さん、…

団塊の世代と団塊ジュニア世代。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会の少子化、超高齢化は日本全体と比べるとかなり早いペースで進んでいます。現在、創価学会の活動家で重要な役割を担っているのは「団塊の世代」の方たちです。団塊の世代は戦後すぐの第1次ベビーブーム世…

釈迦一仏にかぎりたてまつる

いつもみなさん、ありがとうございます。さて大石寺系教義では「末法の本仏は釈迦ではなく日蓮」であるとしています。ところで、日蓮遺文を読めば、日蓮本人が釈迦を本仏としていたことは明確に読み取れると思います。今回は少し長めに日蓮遺文を紹介してみ…

私はその語を使いません。

いつもみなさん、ありがとうございます。私は「広宣流布」という語を使いません。根拠は以下の通りです。「広宣流布は鳩摩羅什の造語」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/07/22/000000私は「折伏」という語を使いません。根拠は以下の通りです…

おしきみのこと。

みなさん、いつもありがとうございます。さて今回は「樒」(しきみ)について考えてみたいと思います。大石寺さんや創価学会さんでは仏壇にお花を供えることはなく、大抵の場合、このしきみをお供えします。創価学会の各家庭の仏壇では最近はプラスチック製…

第三文明について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は「第三文明」という語について考えてみたいと思います。この語は池田大作氏によって作られた語です。具体的には会長就任前、池田総務の頃、昭和34年の発言になります。「学会は資本主義でもなければ--資…

池田思想の検証の果てに。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はブログでもTwitterでも何度となく書いているように、このブログを開設当初「自分は孤立する」と考えていました。誰も見ないと思っていましたし、どうせ孤立するだけなら、本当に「気楽に」書こうと考えてブロ…

「絶対」を否定できない人たち。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて最近ではいろんな方からご相談のメールを頂くことも増えてきました。創価学会では他宗の仏壇を捨てるように強要されるのをどうしたらよいか、創価学会を退会して法華講に入ったが大石寺の歴史を学ぶにつけ欺瞞に…

理境坊日義の預かり相承。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は大石寺の法主の相承の預かりの件についてです。以前から書いているように、大石寺法主の血脈相承にはいくつか他者への預かりがあったりして断続的になる時期が見られます。「大石寺7世・日阿のこと」http:/…

自身で読んで考える。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私のブログのある読者の方が、「気楽非活さんに何かを強制されたことはありません」と書いていたことがありました。私も何かを読者に強要する気はありません。私自身は日蓮から少しずつ離れ、龍樹思想から止観の…

青年部間の経済格差と教学格差。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて読者の方から非常に生々しい報告がありました。今回はその方の投稿を少し編集して、記事にしてみたいと思います。テーマは「青年部間の経済格差と教学格差」についてです。さてこの投稿者の方(地域で現役の活動…

池田大作氏の思想の検討を。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さてTwitterで呟いたことですが、池田大作氏の虚像、またその思想の内実の空疎さから目を背けて、なんら検証もなく信濃町の打倒を目指したところで、教義的な裏付けのない思想のない原理主義集団を生み出して終わり…

母の言葉を。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて最近、聖教新聞を見ると、未来部育成のことがよく書かれています。少年少女部、また中等部、高等部員のメンバーたちを「いかに後継の人材に育てるか」に主眼が置かれていまして、多くの結論は「親の信念の生き方…

九州総会を終えて。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は2018年7月に開催された九州総会の件についてです。今回、情報提供者のお話によりますと「九州創価学会の衰退が如実に明らかになったと感じる」とのことでした。まず現場はすでに九州総会が終わって、すでに…

信じるものを自分で選び取る。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて私は、創価学会も含めて大石寺系教団そのものも批判しますが、それを信じたのも所詮自身の責任であると考えています。 もはや創価学会とか大石寺とかの教団は、社会的使命を終えたのであって、私たちは昭和の歴…

日目の「法命を継ぐ」日郷。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて昨日のブログ記事で「日目→日郷」の相承のことを記した日睿(日叡)の文書等を紹介しました。「日目から日郷への相伝について」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/07/31/000000大石寺系教義の域内…