2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
いつもみなさん、ありがとうございます。さて、何度かブログ記事にも書きましたが、戦後の創価学会は、すでに歴史的な役割を終えていると、個人的には考えています。「歴史的に必要のなくなった組織」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2021/07/14…
いつもみなさん、ありがとうございます。今回は日興の身延離山に伴う、日興と波木井実長(南部六郎実長)の関係について考えてみたいと思います。大石寺系教団の信徒さんなら、多くがご存知のことと思いますが、大石寺開山の日興が身延を離山した原因は波木…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私は「批判」と「非難」は全く異なるものだと考えています。私はこのブログで創価学会や大石寺を「非難」「中傷」しているのではありません。文献的な検証等を通して「批判」をしているのです。私は池田大作や…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私はこのブログで純粋な日蓮本人の思想を求めて、教学的な検討をしていく中で、日蓮の思想がどちらかと言うと個人の救済の問題より、国家の奉ずる宗教の方を重視する立場にあることが段々わかってきました。「…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は、法華経における提婆達多の扱いと提婆達多品第12に関してです。以前、提婆達多品について記事にしたことがあるのですが、提婆達多品は後世になってから見宝塔品第11の次に挿入された可能性があると私は考…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私は創価学会非活メンバーから、退会を選んだ身で、そんなわけでこんなブログを延々と書いております。そして創価学会や大石寺批判系の他のブログも多く目を通すことが多いです。確かに創価学会や大石寺の元信…
いつもみなさん、ありがとうございます。大石寺の本尊に関して素朴な疑問なのですが…………。大石寺の法主書写の本尊は、日蓮正宗の教義的に言えば「分身散体」の義から、本門戒壇の本尊の書写を行い、それを信徒に配付するのだと思います。ところで、法主が本…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会の公称世帯数は約827万世帯といわれています。本当かどうかは知りませんが、ただ創価学会は信徒数を「頒布した本尊の数」とカウントしています(基本は1世帯に1本尊)。なので、信濃町の創価学会本体とし…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮は、曼荼羅書写を始めた初期の頃から、一貫して不動愛染の梵字を書くことが多いです。例えば佐渡に流される途中の依知で書いたとされる「楊枝本尊」でさえ、きちんと不動と愛染の梵字が書かれてあります。不…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて先日の記事では、原田稔会長の本部幹部会での指導(令和3年7月13日付、聖教新聞)を取り上げましたが、今回はその続きになります。原田稔会長が選挙の支援活動も宗教活動の一環として認めている点です。政教分離…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて先日、原田稔会長の指導について、いろいろ書きましたが、すでに原田稔会長の頭の中は秋の衆議院総選挙に切り替わっているようです。というのは、7月13日に原田稔氏は関西池田記念会館に行き、大阪代表幹部会を行…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて令和3年7月7日、創価学会の第4回本部幹部会が戸田記念講堂で行われました。ところで、私のところに聞こえてくる方々の話ではえらく評判が悪いです。もちろん私のところに届いてくる声で、仮面活動家やら未活動や…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はこんなブログを未だに書き続けていますが、こんなブログをよく読んで好意的に評価してくださる方がいることを知っています。感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございます。私は他の方のブログも比…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて、創価学会の名誉会長、池田大作氏について、彼の幼少時代について、少しずつブログで描いてみようかなあと思います。以前、書いた池田大作氏に対する私の印象は「羽振りがよい」「おおらか」「庶民的」「大言壮…
いつもみなさん、ありがとうございます。ブログでは度々書いていますが、日蓮の遺文にも、その弟子日興の遺文にも、日蓮を本仏とする主張を見つけることはできません。日興その人がそもそも釈迦について「本師釈迦如来」とまで表現しています。「本師を釈迦…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて私はブログで度々、弘安2年造立説の戒壇本尊は後世の偽作に過ぎないことを何度か述べています。「後世の贋作に過ぎない弘安2年戒壇本尊」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/05/10/000000ところで…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて大石寺開山の白蓮阿闍梨日興の著作として『与日目日華書』なるものの存在が知られています。今回はこの全文を紹介してみます。画像は『日興上人全集(池田令道他編、興風談所、平成8年)からのものです。この文書…
いつもみなさん、ありがとうございます。実は少子化、青年部の減少により、後継者不在の創価学会の地域組織の現状には、信濃町の創価学会本部の幹部たちも相応の危機感を抱いています。ただそのための方法論がもはや「一人一人への励まし」とか「丁寧な家庭…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて私は「成仏」ということを、信仰の目標にしていません。私にとってはよく意味のわからない言葉です。そもそも即身成仏は、日蓮が説いたものでもなく、法華経に説かれたものでもありません。即身成仏は弘法大師空…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて都議会議員選挙が終わり、都議会公明党はまさに常勝軍団、23名の全員当選を果たしました。やっぱり公明党は強いなぁと思い、公明党のホームページから獲得票数を確認しました。各候補者の獲得票数は載っていたの…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は池田大作氏に対する私の現在の評価を書いてみたいと思います。結論から述べるなら、私は池田大作という人の思想を全く評価していません。以前に検証し、ブログ記事にも書きましたが、池田大作独自の思想概…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮はかつて「法華真言」と同列に並記するほどに、真言を摂取して学んでいたことは周知の事実です。例えば建長3年(1251年)、日蓮は京都五条坊門小路で高野山覚鑁の『五輪九字明秘密義釈』を書写しています。ま…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて、創価学会の活動家は年々減少していることは、地区の活動家なら否応なしに実感されていることかと思います。以前にもブログで多く指摘していたことですが、近年さらに人材難に拍車がかかっているようです。「人…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて平成4年頃から、創価学会は一時期「創価ルネサンス」という言葉をしきりに使っていました。例えばマーチングバンドの「創価ルネサンスバンガード」は未だに活動しているかと思いますが、この命名の由来もこの時期…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮正宗大石寺には、客殿で行われる「丑寅勤行」というものが伝わっています。これは時の法主が東向きの席に座して、丑寅の刻(午前2時〜4時)から勤行をするというものです。ところが、この由来が全く不明であ…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私は教学の小難しい問題をいろいろブログで書きますが、正直ちゃんと書けているのか、冷汗三斗の思いです。というのは、いちおう裏をとって文献に書いてあることを可能な限り紹介しつつ、客観的に書くようには…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて、嘱累品第22は本来サンスクリット原典では最終章でした。実際、竺法護訳の正法華でも嘱累品は最終章に配置されています。嘱累品が薬王菩薩本事品第23の前に無理矢理に嵌め込まれてしまうと、法華経の本来のスト…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて私がよく引用する法華経薬王菩薩本事品には、宿王華菩薩への付嘱については以下のように書かれています。「是故宿王華。以此薬王菩薩本事品。嘱累於汝。我滅度後後五百歳中。広宣流布。於閻浮提。無令断絶。悪魔…
いつもみなさん、ありがとうございます。さてブログを書いて、歴史を検証していくうちに、だんだん気づくこともあるものです。私が改めて気付かされたのは、もともとあった大石寺の教義というものが、昭和の創価学会の影響で少しずつ変えられてきたというも…
いつもみなさん、ありがとうございます。さて天台教学を前提とする日蓮の教説では、法華経の如来神力品の付嘱は別付嘱であり、嘱累品の付嘱は総付嘱として考えられています。当然のことながら、教義的には上行菩薩等、地涌の菩薩に付嘱される「別付嘱」が重…