気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

政党支援は宗教活動の一環か。




いつもみなさん、ありがとうございます。



さて先日の記事では、原田稔会長の本部幹部会での指導(令和3年7月13日付、聖教新聞)を取り上げましたが、今回はその続きになります。
原田稔会長が選挙の支援活動も宗教活動の一環として認めている点です。



政教分離宣言以降、創価学会は「創価学会の政党支援と宗教活動は別のこと」と表向きには述べてきました。内実は違って思いっきり宗教活動の一環として活動してきたのですが、外向きにはそれは違うとしてきたのです。
近年、それがだんだんなし崩し的に取り払われ、創価学会の幹部も「政党支援活動にも功徳がある」と述べるようになってきました。



「選挙支援と信仰活動を結び付ける傾向」




ところが、今回の原田稔会長の指導では、会長の言葉で「政党支援活動が宗教活動であること」を認めてしまっています。



具体的に原田稔会長の言葉を引用しましょう。



「すなわち、私たちの推進する支援活動は、『仏法の慈悲を根底にした人間主義の政治』を実現するための、宗教運動の一環であり、だからこそ、まず何よりも、私たち自身の人間革命ーー言い換えれば、祈りを根本に、全ての人の仏性を信じ抜き、あらゆる差異を超えて友情を広げる中で、自己の境涯を広げゆく実践こそが、根本中の根本であります。」
聖教新聞、令和3年7月14日付)



会長自身が公式に「政党支援活動は宗教活動の一環」であることを公式に認めてしまっています。
とすると池田大作が「大失敗」と認めた言論問題の総括、政教分離宣言の意味は何だったのでしょう。
創価学会はあの時、行き過ぎたことを反省したのではないのでしょうか。
それをなし崩し的に反故にして、公明党への政党支援活動を宗教運動の一環としてよいのでしょうか。
申し訳ないのですが、これでは創価学会以外の世間一般からその非常識さを批判されても何も言えないと思います。