いつもみなさん、ありがとうございます。
さて私は池田大作氏をこのブログで批判し、その実態や事実を客観的に述べるようにしています。ところが創価学会の活動家さんでも、とりわけ池田大作氏を絶対視する「池田大作原理主義者」とも言えるような人たちから批判を受けることがあります。
また立正佼成会のみならず、多くの宗教法人の指導者は世界で平和活動をしているのではないでしょうか。
また「池田大作氏が世界から多くの名誉学術称号を受賞しているから評価に値する」のだというなら、例えば神道系宗教団体「ワールドメイト」の開祖・深見東州氏はジュリアード音楽院から名誉人文学博士号を受けていますし、清華大学の博士課程を修了しています。他にも多くの学術称号を取得しています。決して池田大作氏だけではないのです。
多くの宗教団体が世界的な平和活動や宗教間対話等に取り組んでいるのは少し調べればわかる事実です。
また池田大作氏は「国連平和賞」を受賞していますが、同賞は日本人なら他にも岸信介、笹川良一、桑原武夫、立正佼成会青年部、高田賢三らも受賞しています。つまり国際連合は「池田大作」も「立正佼成会青年部」らと同等に平和貢献の功績を評価していることになります。
「池田氏の生命至上主義」
「無謬性への過信」
「池田大作氏の思想の検討を」
池田大作氏の生命至上主義は、他の生命倫理の思想と何が違うのかわかりません。近いところを探すとおそらくはウパニシャッド思想になるでしょう。「生命と宇宙の合一」とはウパニシャッドにおける「アートマンとブラフマンの合一」という思想であり、密教に見られる思想でしかありません。
池田大作氏の思想は偽書の可能性の高い『御義口伝』等の講述類を日寛教学を駆使して現代的に敷衍して説いています。それが現代的に敷衍され、解釈された解説であると肯定的に評価することもできますが、その思想の内実は大石寺26世堅樹院日寛がルーツということになり、池田大作氏に思想上のオリジナリティは存在しないことになります。
「人間革命」という語は東京大学総長の南原繁氏が取り上げたことで有名になった語であり、戸田城聖がオリジナルではありません。また「人間革命」の語は当時流行して巷間に広く流布していた語であり、それが南原繁に取り上げられた可能性について、創価大学の伊藤貴雄氏が指摘していました。
つまり池田大作本人の思想のオリジナリティというものは結局その内実が存在せず、単に日寛教学の現代的敷衍と換言、ウパニシャッド的な生命至上主義、「親孝行」にみられる儒教的道徳観くらいしか存在していないのです。
私は活動家時代にそれをやろうとしました。しかし結局わかったことは池田大作氏には思想上の独自性が存在しないと言うことでした。