気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

九州全体の新任地区リーダーがわずか600人という衝撃。




いつもみなさん、ありがとうございます。



さて、先日の聖教新聞(2021年7月29日付)で、原田稔会長、永石女性部長と九州方面幹部会との紙上座談会が載っていました。
この座談で、岩田九州男子部長が以下のように発言していました。新聞画像も併せて載せてみます。



「熊本総県では、地区単位の男子部総会を開催するなど、きめ細かく取り組み、200人を超す新たな地区リーダーを輩出。今、九州全体で600人以上の新・地区リーダーが活躍しています。」
聖教新聞、2021年7月29日付)

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読んで真っ先に感じたことは、
「九州全体で男子部600人の地区リーダーって少なすぎませんか?」というものです。 




私は以前、2018年上半期の九州方面の布教数が11,178世帯に留まり、ブロック1世帯の布教すら達成することができなかったということを、記事で書いたことがあります。



「九州総会を終えて」



この記事で書いたことですが、九州方面の総ブロック数は約20,000と考えられます。末端組織の活動家たちは創価学会の実際の総ブロック数を知らされていませんから、2018年は布教数11,178世帯がブロック1世帯に満たない数ということを知らないでいます。



先ほどの岩田九州男子部長の発言に戻りますが、「九州方面全体で600人の男子部の新・地区リーダーが活躍」というのは、明らかに数が少な過ぎます。




創価学会の組織は「ブロック」の上に「地区」があり、その上に「支部」があって、その上が「本部」になります。複数の本部が集まるとそれは「圏」や「分区」「分県」になり、それらが集まって「総県」となり、その上に「総総県」「方面」となります。
私の過去の活動家としての実感として、1つの「地区」はだいたい3〜4の「ブロック」で構成されています。稀に1地区2ブロックのみというのもありましたが、ほとんどは3〜4ブロックでした。5ブロック以上の地区というのは私が活動していた組織ではあまりありませんでした。ブロックには各B長さん(「ブロック長」と呼ばずに、大抵「ビーちょう」と呼んでいました)と各白ゆり長さんが配置されていました。今でもそうでしょう。



さて九州方面の総ブロック数は約20,000ですので、ここから仮に「1地区=4ブロック」として地区数を割り出すと、九州方面にはおよそ5,000地区が存在することになります。
5,000もの地区がもある方面で、新しく輩出された地区リーダーの数が「600人」しかいないとするなら、男子部の新任地区リーダーの配置率はわずか0.12%にとどまり、それ以外の99.88%の地区では新任の地区幹部を男子部として輩出することができなかったことになります。
つまりもはや九州方面では、男子部の地区の活動家さえ輩出するのが困難になっていまして、地区単位にもはや青年部活動家がいないことを露呈してしまっているんですね。



これが現在の創価学会の現状です。
創価学会にはもはや若い人材は出てきません。
1学年の統監が既に全国で1万人程度さえもいない未来部の現状と併せて考えれば、創価学会の青年部は緩慢に衰退していくのが既定路線であって、それを団塊の世代団塊ジュニア世代の活動家たちが必死になって活動して、衰退の速度を抑えているだけという形になります。



まさか九州方面全体で「600人」とか、熊本総県で「200人」という、具体的な数を聖教新聞紙上で公然と口にするとは思っていなかったので、思いがけず九州方面の青年部活動家の実態を知ることができて、正直驚いています。



間違いなく、創価学会は衰退しています。
もはや青年層が爆発的に増加することはあり得ません。
今後は団塊ジュニア世代が高齢化していく中で、全ての地区の仕事が数少ない活動家と高齢者にのしかかってきます。
どうか多くの創価学会のみなさんは、一刻も早く活動からドロップアウトして、退会か未活動、非活動を選択すべきかと思います。
創価学会の活動家のみなさんは、創価学会の新聞とか書籍の営業や選挙活動のために生きているのではありません。ただただ信仰のため、そして個々、人生を幸せに送るために生きている筈なのですから。