気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

本来の釈迦の教説とは。

いつもみなさん、ありがとうございます。 創価学会や日蓮正宗は「成仏」という語を使います。「成仏」「即身成仏」することが仏教の究極で、創価学会はそれを「人間革命」とかよくわからない別の言葉に置き換えて設定するのがやたら好きです。 けれど私は別…

『御義口伝』が偽書である理由を列挙してみる。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は『御義口伝』が後世の偽作でしかない証拠を列挙してみたいと思います。 『御義口伝』は日蓮系伝統宗派からはほぼ偽書確定と考えられています。 そこで、未だに『御義口伝』に深い思想性があると勘違いして…

日蓮御影を本尊とした最初の人物は、大石寺9世日有である。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は大石寺教義で日蓮御影を本尊とする説が、歴史的にどこから始まる説なのかを考えてみたいと思います。 そもそも日蓮や日興の中で「日蓮御影を本尊とする」とした教義が存在するのでしょうか。 以前に「大石…

大乗仏教運動の誕生と教化の特徴。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は「大乗仏教」とは何だったのか、インドで生まれた釈迦の仏教から離れ、新しく生まれて中国で大成した北伝仏教について、その運動の意義や問題点を簡単に書いてみます。参考にするのは中村元の『龍樹』(講…

大石寺6世日時書写本尊と戒壇本尊との相違。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は大石寺歴代法主の書写本尊の相貌と戒壇本尊との相違を検証するシリーズです。 「日興書写曼荼羅と戒壇本尊との相違」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/06/10/000000 「弘安10年日興本尊…

『御義口伝』から離れること。

いつもみなさん、ありがとうございます。 ところで、創価学会や大石寺系の信者さんは、日蓮系なのにほとんど法華経を読まない人ばかりです。 彼らは偽書でしかない『御義口伝』ばかりをありがたがっては、『御義口伝』またそれを利用した池田大作氏の『法華…

大石寺の本仏説の変遷。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は大石寺の教学の編纂を簡単に見てみたいと思います。 ブログでは各論について、検証をしてみましたが、今まで書いてきた大石寺教学、とりわけ大石寺の本仏説の変遷を歴代法主から概観してみましょう。 日蓮…

導師本尊と『授職灌頂口伝抄』

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は以前にも書いた、日蓮正宗の謎の教義「導師本尊」(導師曼荼羅)についてです。 このことに関しては以前にも何度か書いているところです。 「導師曼荼羅について」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/…

創価学会版御書全集に収録されない遺文について。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて創価学会版の御書全集は、日蓮真蹟遺文だけで集成されたものではありません。当然ながら『御義口伝』『百六箇抄』『諸法実相抄』『生死一大事血脈抄』など真蹟も時代写本も存在しておらず、古来より偽書説の可能…

日目も題目板碑を作っていた。

いつもみなさん、ありがとうございます。 最近、読者の方から連絡をいただきますが、「ブログを読んで創価学会の嘘に気付き、退会しました」「ブログを読んで日蓮正宗の欺瞞を改めて実感し、離宗しました」との多くの声を聞きます。改めてありがとうございま…

創価学会の新版御書全集と、それ以外の御書全集との目録の違いについて。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は創価学会版の現在の新版御書全集の収録遺文の目録に関して考えてみたいと思います。 旧創価学会版は、いわゆる堀日亨編集版で、かつては「大石寺版」と言われていました。現在の大石寺版御書は「平成新編…

日興と五老僧との関係について。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は日蓮の弟子である「六老僧」で日興と他の5人は本当に対立していたのかという検証です。 日興は確かに民部日向と対立したことは諸文献から間違いないのですが、実は他の4人の老僧たちとは全く対立していな…