気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

神本仏迹説の根拠。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて先日、大石寺の僧侶の小笠原慈聞への暴力事件「狸祭り事件」について、記事を書きました。「狸祭り事件」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/04/18/000000ところで、なぜ小笠原氏がスケープゴートと…

法華経一部読誦について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は法華経読誦についてです。大石寺系教団では法華経の題目を唱えますが、それに併せて法華経方便品と如来寿量品を読誦しています。方便品では十如是までを三転読誦し、世雄偈を読むことはしません。また創価…

ブッダは一人ではない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて『ダンマパダ』には次のような一節があります。「諸の悪を作すことなく、衆の善を奉じ行い、自らその意を浄くすること、これは諸のブッダの教えなり。」(『ダンマパダ』183節)釈迦は確かに「ブッダ」と呼ばれま…

父との思い出・その2

いつもみなさん、ありがとうございます。さて少し前に父の思い出のことを少しブログに書きました。今回はその続きです。「父との思い出」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/04/11/000000父は石田幸四郎さんと同じ「第47部隊」で活動するメンバ…

刻んで作られた本尊。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて1999年に発刊された英訳の創価学会版御書ってのがあります。これは1999年に発刊されたもので、御書翻訳委員会訳ということになっています。池田大作氏の序文では訳に関してバートン・ワトソン氏の手助けもあった…

仏像を安置することは本尊の図の如し。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は、本門戒壇建立時の本尊を日興はどう考えていたのかという点です。以前、ブログ記事で指摘したように、大石寺開山の日興は、「本門寺」構想を持っており、そこに安置されるべき曼荼羅本尊を一体と定めては…

末法思想について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私は「末法思想」というものを基本信じていません。釈迦の教えがやがて廃れ、その効力を失ってしまう時代が第5の500年ということになりますけど、これは『大集経』に説かれた教えです。「闘諍言訟・白法隠滅」な…

狸祭り事件。

みなさん、いつもありがとうございます。さて今回は昭和27年(1952年)4月27日、大石寺に創価学会員が多数登山し、小笠原慈聞氏を牧口氏の墓前に引き出して謝罪を要求した、いわゆる「狸祭り」事件について書いてみようと思います。実はこの「狸祭り」事件は…

登山会のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は登山会のことです。そもそも大石寺への定期的な登山会というのはいつ始まったかと言いますと、これは創価学会の戸田城聖会長の頃に始まったものです。本来、大石寺の歴史には登山会なるものは存在しません…

地震も噴火も現証か。

いつもみなさん、ありがとうございます。毎日数千件のアクセスがブログにあり、本当に驚いています。感謝しかありません。ところで、私は現証とか表面上の起こったことだけでその人の信仰を評価する考えを嫌います。ところが大石寺系の信徒さんは現証ばかり…

恩師記念室。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は昭和50年代に建てられていた会館の恩師記念室についてです。これについてある学会員さんが森田一哉理事長(当時)に宛てた一通の内容証明郵便が、山崎正友氏の著作で全文紹介がされています。試しに全文を…

父との思い出。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会や大石寺の法華講さん、顕正会さんなどは、個人の宗教的な体験や感得を根拠にして、文献的な論拠を全く受け付けない方がいます。私としてはこのような文献的な論拠を受け付けず、ひたすらに個人の宗教的…

概念・方便としての仏名。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私は「仏」というものを、信仰者が誠意ある信仰者として生きるための「方便」であると考えています。その意味で仏は概念でしかないと言うのが私の考えです。龍樹(ナーガールジュナ)は『中論』を著して、釈迦の…

非難中傷ばかりの法華講さん。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は法華講さんのことです。私はかつて活動家時代、広宣部のメンバーとして、多くの"法論"の現場に居合わせ、たくさんの法華講さん(当時、多くは妙観講さんでしたが)と対論をしてきました。伝統的に大石寺に…

「転重軽受」の淵源は。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて以前、私は読者から質問を受けて、「転重軽受」というものが何の経典に由来するものなのかを考えてみたことがあります。「転重軽受と罪障消滅の剽窃」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/08/08/0000…

わかりやすく書くこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて最近、改めて中村元訳の『真理のことば』(ダンマパダ)のあとがきを読んでいた時に、はっとさせられた一節がありました。 中村元氏はブッダの『ダンマパダ』を岩波文庫版で訳す際にこんなことを述べています。 …

釈迦の立像のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は日蓮が伊豆配流以降に常に所持していたとされる釈迦像についてです。伊豆配流の際に、日蓮本人が釈迦像を造立し、これを生涯にわたって常に日蓮の身の近くに置いていたことは諸文献から読み取れることです…