気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

国運隆昌の祈念。




いつもみなさん、ありがとうございます。



さて戸田城聖氏が戦時中になんら戦争反対の意志を持っていなかったという事実に関して、いくつか史料と併せてブログでは紹介しています。


戸田城聖氏の帝国海軍への賛辞」

「興亜聖業とは」

「通牒のこと」

「生活革新同盟倶楽部と創価光学レンズ製作所」



ところで、戸田城聖氏が戦時中の昭和19年9月30日、獄中から夫人に宛てた書簡では夫人に対して「国運隆昌の祈念を毎日するように」と書かれています。



「貴女モ信心第一ニ、先祖ノ罪障消滅、国運隆昌ノ祈念毎日スル様。」
戸田城聖『若き日の手記・獄中記』151ページ、青娥書房、昭和45年)

f:id:watabeshinjun:20211211161316j:plain


f:id:watabeshinjun:20211211161328j:plain


昭和19年ということは1944年であり、徐々に日本敗戦の色が濃くなってきた時期です。時期的にはレイテ島の戦いが始まる直前であり、また神風特攻隊が組織された頃にあたります。
そんな時世下、この手紙に書かれた「国運隆昌を毎日祈念せよ」という戸田の指導は、どう読んでも私は「戦勝祈願」という意味にしか読み取れません。
それが違うと思う方、また「国運隆昌は戦勝祈願という意味ではない」と言い張る方がもしもおられるなら、それなら創価学会員さんや大石寺信徒さんは「国運隆昌」を今でも毎日祈るべきかと思います。何しろ戸田城聖氏は創価学会の「永遠の指導者」の一人なのであり、大石寺再興に尽くした最大の功労者なのですから、「永遠の指導者」の指導通りに信仰を深めていくべきでしょう。私は願い下げですが。