いつもみなさん、ありがとうございます。
と言うのも、SGI理事長の前任は大場好孝氏です。彼は主任副会長の一人であり、会長候補の一人ではありますが、今年82歳になる高齢です。大場氏がSGI理事長になる際、今回のような大々的な一面を飾る聖教新聞報道がなされた記憶は私にはありません。しかも大場氏と谷川氏とでは知名度に格段の差があります。
「創価学会の次の会長は」
上記の記事でも書いたところですが、時期会長候補の可能性の高い8人の主任副会長で谷川佳樹氏は最も若く(それでも本年2024年で谷川氏は68歳になります)、会長候補になる可能性が高かった人物です。
やや邪推になるやもしれませんが、大場好孝氏から新しく谷川佳樹氏がSGI理事長になることで、次期会長候補としての知名度を高めておき、来るべき会長交代にスムーズに対応できるようにするための地ならしと思えてなりません。
以前の第6代会長に原田稔氏が就任した際、同時に理事長に就任したのが正木正明氏でした。池田大作氏は本部幹部会で会長・理事長人事を紹介して褒め称えていました。当時の誰もが原田稔氏の後は正木正明氏が会長になると想像していました。
しかし「健康上の理由」から正木正明氏は理事長を辞任し、参議会副議長という事実上の名誉職に退く形になりました。
そして今、満を辞して新しい会長候補として、谷川佳樹氏のSGI理事長就任となったのでしょう。
谷川佳樹氏は現在の8人の主任副会長の中では68歳で一番若い人物です。年齢的に今後長期に渡って会長を勤められるのは相対的にも谷川氏ということになるでしょう。