気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2021-01-01から1年間の記事一覧

女子部の実情。

いつもみなさん、ありがとうございます。さてブログ読者の方より、現在の女子部の実情について訴える報告がありましたので、原文に手を入れず、そのままお伝えしてみたいと思います。"11月18日をもって「婦人部・女子部体制」から「女性部体制」に移行しまし…

瓦解する組織の声。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて活動家が創価学会を離れて、組織が持たなくなっている現状をTwitterで書いたところ、本当にたくさんの切実なる声をいただきました。ありがとうございます。「人材育成の失敗の責任」https://watabeshinjun.hatena…

青年・飛躍の年。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会の2022年のテーマは「青年・飛躍の年」だそうです。原田稔会長は「飛躍」という言葉が初めて出た意義を妙に強調したいような口ぶりでしたね。創価学会のこれまでの年間テーマを、並べてみましょう。以下…

文証ということ。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮教学では「三証」ということを言ったりします。三証とは文証、理証、現証の三つのことです。文証とは文献的根拠、経文にそれが書いてあるのかどうかということ。理証とは道理として筋書き通っているのかとい…

日大『尊師実録』でも日興仏像本尊説が述べられる。

いつもみなさん、ありがとうございます。ところで、創価学会や大石寺は仏像本尊説よりも曼荼羅本尊こそ日蓮日興の真意であると捉えています。ところが、日興本人、また日興門流の各文献を繙いてみると、意外なことに日興は仏像本尊を認めているのです。「仏…

祈雨の三具足。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、最近はほとんど私は知らないのですが、かつて大石寺の虫払い法要の際に披露される宝物の一つに「祈雨の三具足」というものがありました。今ではほとんど忘れ去られていまして、このことを覚えている創価学会員…

組織改革のための具体策。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて明年の創価学会の年間テーマは「青年・飛躍の年」なのだそうです。原田稔会長は、先日の本部幹部会で池田大作名誉会長の言葉を引用し、創価学会の人材育成の基本は「座談会」「教学の研鑽」「一対一の個人指導」…

大石寺13世日院の書状。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、大石寺には日蓮を本仏であるとか、久遠元初の自受用報身如来等とする説がありますが、そもそもそのような日蓮本仏説は、日蓮日興等の文献にも見られません。また大石寺4世日道の『三師御伝土代』でも「日蓮聖人…

他力への誤解。

いつもみなさん、ありがとうございます。ところで、創価学会や大石寺系教団は、法然や親鸞の念仏を激しく忌避して忌み嫌う傾向があります。まあ「念仏無間地獄」なんて言って、悪口三昧の非難をしてきたので、今さら念仏なんて肯定的に見られないのかもしれ…

教学の軽視は教団衰退を早める。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、このブログで私は大石寺や創価学会の教義上の問題を頻繁に取り上げます。そのような欺瞞を無反省に信じてきてしまった自己批判でもあるのですが、創価学会は今後、教義の問題を丁寧にきちんと詰める必要があろ…

講義録が出ていない日蓮遺文。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、先日は『日蓮大聖人御書講義録』未刊行の問題を取り上げてみましたが、考えてみると全38巻でも取り上げられていない遺文が多く講義録が刊行されず、残されていることがわかります。そもそも『真言諸宗違目』は…

未刊行の御書講義録。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、日蓮遺文について、小難しいことをブログで書いていますが、本当に最近の創価学会には学びがなくなったと思います。教団にとって都合の悪いことは学ばせないというのは、日蓮正宗系・大石寺系教団の特徴とも言…

王にしたがはざれば仏法流布せず。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、このブログで何度か教学的な検討を重ねて論じたことですが、日蓮の思想はどちらかと言えば個々の民衆の救済にあるのではなく、国家の奉ずる宗教の方を重視する立場にあったと言えます。「純粋な日蓮の思想につ…

御身を離さず常に御覧有る可く候。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、創価学会の活動家だった頃、日蓮の遺文(御書)を引きながら、よく担当幹部から指導を受けたものです。ただその中には、当時から既に「それってそういう意味なのかなぁ」と疑問に思うような不思議な解釈がたく…

人材育成の失敗の責任。

いつもみなさん、ありがとうございます。私は元々、男子部時代は創価学会の活動家でした。男子部や女子部等、青年部の支部幹部のことを、創価学会では「部長」と呼びますが、部長時代に組織内からたくさんの後継を出してきました。そもそも当時の統監(創価…

葛飾区議会選挙の衝撃。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、2021年の衆議院選挙が終わって「やっぱり公明党は強いなぁ」と思っていたら、とんでもないニュースが飛び込んできました。2021年11月7日投開票の葛飾区議選です。令和3年・葛飾区議会議員選挙投票結果。https:/…

宗教法人への課税を。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私がいつも不思議に思っていることなのですが、なぜどこの政党も「宗教法人への課税」を主張されないのでしょう。国民の殆どは、宗教法人への課税に賛成だと思います。創価学会は、民衆の幸福を願う宗教法人な…

大石寺日道から要法寺開基日尊への書状。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて富士門流八本山の一つでしかなかった上条大石寺は、かつて他の諸本山とともに通用があり、交流があったことは多くの史料からわかることです。事実、大石寺の14世日主は、天正15年(1587年)に京都要法寺と通用の…

御肉牙は大石寺14世日主の時にはまだ存在しなかった。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて少し前の記事で大石寺の謎の宝物「御肉牙」について書きましたが、私にとってはそんな教義があること自体、おぞましいことのように感じられたなりません。「御肉牙について」https://watabeshinjun.hatenablog.co…

『百六箇抄』は要法寺の日尊に付属された。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて『百六箇抄』という御書が、富士門流系にはよく知られていますが、これが後世の偽書でしかないことは、何度かブログで記事にしています。「『百六箇抄』の問題点①「経巻相承」」https://watabeshinjun.hatenablog…

教団に都合の良い遺文しか知らない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、最近の創価学会にせよ、大石寺にせよ、日蓮の遺文を語る時、平気で真蹟不存・偽書説濃厚の御書を持ち出して語ったりします。やれ『御義口伝』だの『生死一大事血脈抄』など、創価学会信徒さんはお気に入りのよ…

かつては御肉牙を拝観していたこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、かなり前ですが、大石寺の「御肉牙」(おにくげ)という、カルト的な教義について取り上げたことがあります。「御肉牙について。」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2016/11/19/000742日蓮の取れた…

2021年衆議院選挙の公明党の結果について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、先日の衆議院議員選挙で公明党は、現有29議席から躍進し、32議席を獲得、9つの小選挙区で完全勝利しました。しかもすごいことに比例区では711万票で、減衰する創価学会の組織票を少し押し戻してきました。公明…

『十宗判名の事』について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は『十宗判名の事』という遺文について書いてみたいと思います。創価学会信徒さんや大石寺法華講信徒さんは、恐らくほとんどが、この『十宗判名の事』という日蓮遺文について「知らない」と思います。創価学…

『御義口伝』末文の削除。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて先日、『御義口伝』の元号と日付の問題を書きました。昨日の再掲ですが、創価学会版御書全集の末尾の『御義口伝』のページ画像をあげてみます。803ページになります。実は、この『御義口伝』の末尾、大きく改竄・…

「弘安元年正月一日」という日付は存在しない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会や大石寺がやたら大好きな『御義口伝』は、後世の偽作で間違いないと思います。下記の記事を見れば、そもそも日蓮滅後13年の1295年に刊行された『科註』の引用がある時点で、もはや後世の偽作であること…

動画やSNSを活用できない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて地域の仮面活動家のみなさんといろいろ話していたのですけど、選挙戦では活動家さんの愚痴が絶えなかったことが多く声としてあがっていました。特に投票日1週間前の23日(土)、24日(日)の愚痴は大変で、天気の…

良いことしか起こらない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私は創価学会非活メンバーを経て既に退会し、創価学会からも日蓮正宗からも一切の大石寺系教団から離れました。おかげで、毎日とても平安な生活を過ごしています。どういうわけだか知らないのですが、一部の原…

先入観を棄てて、文献を繙くこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私はこんな「小難しい」ともとれるようなブログを書いたりしていますが、本人は至って普通のことを書いているつもりです。いろんな方からお褒めの言葉を頂けるのはありがたいですし、恐縮なのですが、私は本当…

無意味なまでの写真の大きさ。

いつもみなさん、ありがとうございます。最近の聖教新聞の内容の劣化は酷いもので、教学的な追求もほとんどなく、文字のフォントも大きくなり、何のための機関紙なのか正直わからないほどです。最近、とりわけ気になっているのが、日曜の一面に出る写真の無…