気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

創価学会年表のこと。




いつもみなさん、ありがとうございます。



ここ何日かの記事を見て、賢明な読者は気付かれたかもしれませんが、私はここのところ『創価学会年表』(聖教新聞社、1976年)をまめに見ています。
この『年表』が出てからすでに40年以上が経過していますが、未だにこの『年表』の追加、再編集、再版等は全くなされていません。



この『創価学会年表』の序は、意外なことに池田大作ではなく、当時理事長であった北条浩氏によって書かれています。少し紹介してみましょう。



「私は貴い歴史の刻印であるこの年表が、まさしく日蓮大聖人の御金言のごとく『冬は必ず春となる』を、そのまま証明しているように思えてならない。これより先、百年、千年の学会史が綴りゆかれるであろうが、この草創の原点記録・精神だけは、永遠の財宝にしなければならない。
私は本年表の編纂作業を聖教新聞編集に携わる若き青年たちに託した。自ら新しき歴史を創るものは、また、古き歴史を学ばねばならないと考えたからである。青年期の人間変革に偉大なる力となることは論を待たないであろう。」
創価学会年表編纂委員会編『創価学会年表』より「序」、聖教新聞社、1976年)

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ここの北条浩理事長の言葉を信じるなら、この歴史的記録はこの先「百年、千年」の歴史まで綴りゆかれるのだそうです。
ところが現実はどうでしょうか。この『創価学会年表』が発刊されたことさえ今では忘れ去られ、ほとんどの活動家はその存在さえ知らないのではないでしょうか。さらには補筆や加筆、再版も全くされず、創価学会は自分たちの歴史を大事にしない組織に成り下がりました。



自分たちの歴史を忘却し、隠し、信徒に対して本当の史実を教えない教団など、大石寺と同じく未来などないことを知った方がよいと思います。