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創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

『日蓮正宗歴代法主全書』は未だに全巻が刊行されていない。




いつもみなさん、ありがとうございます。



さて、度々このブログでは『日蓮正宗歴代法主全書』を引用しますが、実はこの『全書』、非売品です。

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非売品なのに、どうやって広く信徒に学べというのか、大石寺の態度は全くもってわからないのですが、この『日蓮正宗歴代法主全書』、未だに全巻が刊行されていません。
上の画像でわかるように、第1巻が上梓されたのは1972年(昭和47年)10月12日正本堂建立の日です。すでに半世紀近くが経ちながら未だに全巻が刊行されていないというのは異常なことだと思います。



さてこの『日蓮正宗歴代法主全書』第1巻から、当時の大石寺法主であった、66世細井日達の「序」を少し引用してみましょう。


「今正に昭和四十七年十月十二日、大聖人御入滅六百九十年にして、我が山に前代未見の正本堂が建立せられた。これこそ大聖人の御本懐に近からんことを願いて、落成を慶讃し奉らんと欲するのである。
此の嘉き日を後世に記念すべく、歴代法主の著作・説法・手紙等を、歴代法主全書として三十餘巻にまとめて発刊することを、往きに宗内に於いて決定して、著々その準備を整えておったが、今日正本堂の完成と共に此の全書も完成の運びとなったのである。
誠に宗門の教学を学せんとする者の喜とする所である。
宗内の龍象は此の全書に先師の思を懐いて日夜に研鑽せられよ。」
細井日達「序」『日蓮正宗歴代法主全書』第1巻より)

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なんとこの『歴代法主全書』、予定では「三十餘巻」にまとめて発刊されることが「宗内に於いて決定」していたとのことです。
ではなぜわずか数巻程度を発刊しただけで、残りの30巻弱が未だに刊行されずに放置されているのでしょう。『歴代法主全書』の刊行は「宗内の決定」であったはずです。