気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

古き歴史を学ばねばならない。




いつもみなさん、ありがとうございます。



さて最近、このブログ記事では『創価学会年表』(創価学会年表編纂委員会編、聖教新聞社、1976年)をあげることが多いですが、今となってはこの『年表』さえ、創価学会が振り返ろうとしない、会員に学ばせない、黒歴史になってしまったように感じます。
この『年表』の序を、当時の理事長である北条浩氏(後の第4代会長)が書いています。以下にこの序から一部を再掲してみましょう。



「これより先、百年、千年の学会史が綴りゆかれるであろうが、この草創の原点記録・精神だけは、永遠の財宝にしなければならない。
私は本年表の編纂作業を聖教新聞編集に携わる若き青年たちに託した。自ら新しき歴史を創るものは、また、古き歴史を学ばねばならないと考えたからである。正しい史観の確立が、青年期の人間変革に偉大な力となることは論をまたないであろう。」
(「序」『創価学会年表』より)

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当時の創価学会の理事長である北条浩氏が「新しき歴史を創るものは、また、古き歴史を学ばねばならない」と述べています。
果たして今の創価学会大石寺は、若い青年部世代に古き歴史を学ばせているのでしょうか。
小説『人間革命』の改竄どころか、読んでいないし、知りもしない青年部が続出していますし、御書の学習などほとんどされません。
大石寺もまた『日蓮正宗歴代法主全書』全巻は未だに刊行されず、しかも非売品。本当にこの教団たちは、過去の歴史を青年層に学ばせる意志があるのかと疑いたくなります。