気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2017-01-01から1年間の記事一覧

日蓮は民衆仏法ではない。その2

いつもみなさん、ありがとうございます。ところで、以前、私はこんな記事を書きました。「日蓮は民衆仏法ではない」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/04/11/061808創価学会の方の多くが日蓮思想とは民衆仏法であると考えていますが、上記の記…

大石寺系信徒の論難。

いつも皆さん、ありがとうございます。たくさんの激励や応援のメール、本当にうれしいです! 毎日、心から感謝しています!ところで、Twitterで最近、大石寺の信徒さんから絡まれて議論になることが多いです。そもそも私の立論は「大石寺が正しい」とか「学…

日蓮世界宗の立ち上げを断念。

いつもみなさん、ありがとうございます。すでに複数のネット掲示板やSNSでも明らかになっていますが、信濃町の創価学会本部、執行部は、今回の本部幹部会(2017年11月11日〜)において、「日蓮世界宗」の旗揚げを予定していました。ところが、遅くとも11月9…

元職員3名の裁判敗北・アカウント削除。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて元職員3名が創価学会員さんから活動費としてすでに3000万円を超える借金をしていることは、彼らのブログでもすでに語られています。「元本部職員3名の精神性」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/01…

学会員ではない公明党議員。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて現在の公明党はその所属議員のほぼ全てが創価学会の会員です。ところが、かつて公明党には創価学会員ではない議員も何人か所属していました。具体的には草川昭三、高桑栄松、和田教美、中西珠子、池坊保子、広中…

不動と愛染と虚空蔵。

いつも皆さん、ありがとうございます。さて今回は日蓮の曼荼羅に描かれた不動と愛染の梵字にについてです。曼荼羅の向かって右側には不動明王である「カーン」が縦に長く伸ばして書かれ、左側には愛染明王である「ウン」が細長く伸ばして書かれていると言わ…

生命論に固執する人たち。

いつもみなさん、ありがとうございます。ところでTwitterでも書きましたが、シラミの話から始まる戸田城聖の『生命論』の主張は、生命が過去・現在・未来の三世に渡って永遠に続き、宇宙自体が生命であるというもので、内容的にはウパニシャッド哲学の焼き直…

『本因妙抄』本文の改竄。

(上の画像は堀日亨編『富士宗学要集』第1巻に掲載された大石寺6世日時による『本因妙抄』の写本です)いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は以前「日蓮本仏論について」という記事の中でも書いたことですが、『本因妙抄』の大石寺の改竄につい…

戸田の個人授業。

みなさん、いつもありがとうございます。たくさんのアクセスや応援メッセージを頂き、いつも感謝しています。さて、今日は戸田城聖氏から池田氏にされたと言われる"個人教授"の件についてです。創価学会の活動家さんなら多くはご存知のことですが、昭和24年…

八品派と細草檀林。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて本ブログで最近『御義口伝』の信頼性の低さを何度となく指摘してきました。「大石寺写本『御義口伝』の改竄」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/10/08/000000ところで、以前から奇妙なことだと思っ…

公明党の衰退

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回、衆議院選挙があり、公明党は小選挙区・神奈川6区で落選。比例区ではなんと700万票を割り込んで697万という、久しぶりの敗北を喫しました。かつて御大・池田名誉会長は目標を「1000万達成」と定め、戸田会長…

日目の墓のこと。

いつもありがとうございます。さて日目といえば、宗祖日蓮、第2祖開山日興につぐ、大石寺の第3祖になります。ところで日目の墓ってどこにあるのでしょう。大石寺の説明ですと、日目の御廟所は下之坊御廟所であるとしていますが、下之坊御廟所は後世に創建さ…

無量義経は偽経である。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて以前、私は『無量義経』が偽経の疑いが強いことを述べました。「無量義経への疑念」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/06/18/000145以下に主に6点にわたり、『無量義経』が偽経であると考えられる…

『三師御伝土代』と戒壇本尊との矛盾。

いつも皆さん、ありがとうございます。さて大石寺4世日道による『三師御伝土代』は最古の日蓮伝の一つで、他山からも信頼性の高いものとして評価されています。以前この『三師御伝土代』についてはブログにも書きましたが、これを読むと日道の時代にはまだ日…

若い方たちへ。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。私のこのブログをお読み頂いているのは結構上の世代の方かと思いきや、創価学会や大石寺の実情や歴史を知りたいと考える若い世代の方にも多くお読み頂いています。本当に感謝します。ありがとうございます。私…

『御義口伝』の信憑性の低さ。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて先日の記事で、『御義口伝』に引用されている『科註妙法蓮華経』が1295年、日蓮滅後13年の刊行であり、これにより『御義口伝』は日蓮講述の述作とは言えず、偽書の疑い、また後世に創作された部分が多く存在する…

どんな信仰も自由。

いつもみなさん、ありがとうございます。ブログのアクセス数も毎日数千件のアクセス数を頂き、たくさんの応援メッセージ、本当にありがとうございます!ツイッターアカウントも本年4月に開設したばかりなのに、わずか半年で1,800人を越えるフォロワーさんか…

承久の乱について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は「承久の乱」について、日蓮がこの歴史的事件をどのように捉えていたのかということです。実はこのことが日蓮の仏教観に大きな影響を与えていると私は考えています。結論から言ってしまうならば、日蓮自身…

創価学会の創立はいつか?

いつもみなさん、ありがとうございます。日に日に多くの方に当ブログをご覧いただき、本当に感謝しています。激励やご質問のメールもたくさん頂いています! 全てになかなか返信ができておらず、申し訳ありません。全て内容は目を通させて頂いています。さて…

陽明学の発想。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私は以前の記事で日蓮思想に儒教の影響があることを指摘しました。また池田大作氏の「親孝行」という発想も多分に儒教的な考え方であることも書いています。「『立正安国論』の儒教的な発想」http://watabeshinju…

池田氏の生命至上主義。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、私は池田大作氏の思想について、その内実は大石寺・日寛教学の大胆な敷衍と解釈にあり、戸田城聖の生命論と親孝行に見られる儒教的な発想だけで、特にオリジナルなものは存在しないと考えています。「池田哲学…

大石寺写本『御義口伝』の改竄。

※画像は1295年刊行の徐行善による『科註妙法蓮華経』の画像です。いつもみなさん、ありがとうございます。さて『御義口伝』には以下のような一節があります。「補註の四に云く此の開塔見仏は蓋し所表有るなり、何となれば即ち開塔は即開権なり見仏は即顕実な…

昭和51年当時の原田稔氏の師弟観。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて現在の創価学会では初代・二代・三代の会長が「永遠の指導者」だとしています。言わば牧口、戸田、池田を根本の拠り所として、そこに信心の血脈観を求めてしまったのだと思いますが、私などはかつての創価学会の…

広宣流布の模擬試験って。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて現今の創価学会という団体の異様さに目を向ける時、私は戸田城聖という人物に着目せざるを得ないと考えています。例えば戸田が亡くなる直前、1958年3月16日に大石寺で行われた「広宣流布の模擬試験」という会など…

成仏などしなくてもいい。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮本仏説に執着をされる方は、やはり教義としての凡夫即仏の考え、すなわち「凡夫本仏論」みたいなのを主張して、創価学会をいわゆる「民衆仏法」として定義づけておきたいみたいです。まあそれはそれで思想の…

聖教新聞の死亡記事の扱い。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私がかつてバリバリの活動家だった頃、広宣部・言論企画部と暗躍して他宗との法論をよくやっておりました。ところが、そんなある日、平成12年3月6日に戸田城聖第2代会長夫人・戸田幾さんが享年89歳で亡くなられま…

曼荼羅本尊と仏像本尊は同義。

いつもありがとうございます。さて先日「日興は仏像本尊を認めている」という記事を書きました。http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/09/22/000000この記事内容につきましては、かつて「日蓮本仏論について」という投稿で部分的に書いたことの再…

ハーバード大学の学生新聞における評価。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて池田氏が1991年9月26日にハーバード大学のケネディ政治大学院ウィナー講堂で「ソフトパワーの時代と哲学」と題した講演を行なっていることは、多くの学会員さんならよくご存知のことと思います。今回はその講演に…

『百六箇抄』はどこに伝わったのか。

いつもみなさん、お読み頂き、ありがとうございます。最近ますますアクセスが増え、毎日毎日数千人の方にお読み頂き、本当に感謝します。さて今回は血脈抄とも呼ばれる『百六箇抄』の写本の問題です。果たしてこれが大石寺に伝わっている血脈の証拠と言える…

利根と通力とにはよるべからず。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて日蓮の『唱法華題目抄』には「利根と通力とにはよるべからず」(御書16ページ)とされているにもかかわらず、どういうわけだか、創価学会員さんも大石寺の法華講さんも顕正会さんもみーんな「現証」で語りたがり…