気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2017-01-01から1年間の記事一覧

日興は仏像本尊を認めている。

いつもありがとうございます。さて今日の記事のポイントは、以前に「日蓮本仏論について」という記事ですでに指摘したことですが、実は日興の『原殿御返事』を見る限り、曼荼羅ではない仏像造立による本尊を認めているという点です。日興の『原殿御返事』か…

正本堂の意義の両者の共通理解。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて昨日書いた「顕正会について」の続きを書きたいと思います。今回は「正本堂の意義づけについて創価学会と妙信講が同意に至った、その共通理解について」です。浅井甚兵衛氏と浅井昭衛氏、そして和泉覚氏たち当時…

顕正会について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は今まであまり書いてこなかった「顕正会」という宗教団体のことを書いてみようと思います。創価学会も大石寺もあまりお勧めできない宗教ですが、顕正会もまあすごいところです(笑)。正式名称はいろいろ変…

「もっとん」さんのツイート。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さてTwitterアカウントを作ってから、何やらいろいろ議論になることも多くなりました。 その中でも今回は「もっとん」さん(@donmotton)とのやりとりを紹介したいと思います。本来、私は相手のアカウントをブログ上…

元職員三人の今後の資金繰り。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は「元創価学会職員三名」の方々の今後の活動資金の問題についてです。この方々は本年2017年年頭に活動資金が「8月までしか見通しが立たない」状況にあることをブログで正直に告白し、支援者の方々にカンパを…

任用試験の範囲。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は毎年のように行われる任用試験(本年2017年は11月26日)で、創価学会が会員さんにいったい何を具体的に学ばせようとしているのか、『大白蓮華』2017年9月の任用試験特集号の中身を要約・整理してみたいと思…

こんな指導なかったですか?

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は昔、創価学会でよく聞いた指導を記憶を頼りに書いてみたいと思います。みなさんも聞いたことないでしょうか。「他人に言えば愚痴になる。御本尊に訴えれば祈りになる。」他人に言うのではなく「祈ろう」と…

大石寺7世・日阿のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は大石寺の貫主(法主)で第7世の日阿という人のことを考えてみたいと思います。というのは大石寺の法主の中で、どういう人物なのか今ひとつよくわからないのがこの日阿という人なんですね。まず大石寺17世日…

もはや論外の教学レベル。

いつもありがとうございます。ところで創価学会の現状を憂えて「御書根本でいこう」とか「御書を全編読もう」とか「日蓮の御書をたくさん研鑽しよう」とかいろんなことを語る方がネットにはいらっしゃいますが、ところでどの御書を学べばよいと思っているの…

財務目標の下方修整とモバイルSTB。

いつもありがとうございます。さて創価学会組織の活動家の方から連絡がありましたので、早速書いてみようと思います。現在、財務の申し込みの時期なんですけど、なんでも今年の財務の申し込みは「目標数が厳しくない」のだそうです(笑)。私も記憶はありま…

本尊書写は法主一人の権能ではない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今日は昨日の続きみたいな記事です。大石寺の教義では御本尊書写は「法主一人だけの権能」と考えられているみたいですけど、日興、日目の頃はそうではないよってことです。日蓮在世中に日興も御本尊書写はしてい…

日代に付属したり、日仙に付属したり。

いつもみなさん、ありがとうございます。ところで、堀日亨編集の『富士宗学要集』の8巻の僧俗譲状のところをパラパラ読んでたら、こんな譲状が出てきたので紹介します。「日蓮一期の弘法白蓮阿闍梨日興(中略)甲斐国波木井山中にて之を写す。釈尊五十年の説…

削除された英訳『御義口伝』の序文。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は先日、Twitterでも書いたことですが、池田名誉会長が書いたとされる英訳『御義口伝』の「序文」の編集の問題です。2017年8月31日の聖教新聞2面に、英訳『御義口伝』に寄稿された池田氏の序文が掲載されまし…

「新聞啓蒙」という言葉。

いつもありがとうございます。さて聖教新聞の営業販売のことを創価学会の会員は「新聞啓蒙」と呼んでいます。実は私はこの「新聞啓蒙」という言葉が好きではありません。特に活動をやめてからはほとんど使ったことがありません。そもそも「啓蒙」ってどうい…

忘れ去られる池田思想。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私は以前ブログに書いたのですが、池田名誉会長本人の持つ思想について、特にその内実が存在せず、基本的には日寛教学の敷衍かと考えています。「池田哲学について」http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2…

『二箇相承』のこと。

いつもありがとうございます。さて今日は『二箇相承』について考えてみたいと思います。この『二箇相承』は大石寺が日蓮日興の正統を示すものとして考えられていますけど、実際にはどうなのでしょう。あまりご存知でない方のために書くと、『二箇相承』とは…

『日興跡条条事』の「弘安2年本尊」とは何か。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は以前に書いたことなのですが、『日興跡条条事』に書いてある「大御本尊」が、果たして本当に弘安2年・戒壇本尊のことを指しているのかという検証です。よく大石寺の法華講さんが言われるのは、「日興跡条条…

反証可能性について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は以前の記事(2017.8.22)「私のブログへの批判に対して」(http://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/08/22/000000)をアップした際に、一読者の方より非常に示唆深いご意見のメールを頂きましたの…

南元センターのこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は南元センターについて書いてみようと思います。信濃町に南元センターという建物が存在することはよく知られています。週刊誌で一時「池田名誉会長が厳戒態勢で入院している」と騒がれたことからもよく知ら…

池田名誉会長の兄弟。

いつもありがとうございます。さて創価学会では永遠の指針として「一家和楽の信心」と言いますが、果たして池田名誉会長は「一家和楽」であるか、今日は名誉会長の家族関係を少し見てみたいと思います。『週間読売』1976年10月30日号によれば、池田大作氏の…

教義は変えるのか、変えないのか。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会本部は2014年会則改正し、教義を変更しました。まあそれはそれで構わないと思うんですが、そもそも1995年に当時の秋谷会長が「日蓮正宗の教義を変える必要はない」という趣旨の発言をしています。ですか…

池田名誉会長の歯のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は、池田名誉会長の歯の問題を取り上げてみたいと思います。池田名誉会長が表舞台から姿を消す前、本部幹部会のスピーチで何度となく「歯が悪くてね」と言われていたことをご記憶の方もいらっしゃると思いま…

ナーガールジュナの系譜。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて私は少しずつナーガールジュナ(龍樹)の『中論』読解を進めています。 私自身は、智顗の空観・中道ということを考える時、どうしてもその原点がどうであったかを検証する必要性を感じていて、その果てに行き着…

私のブログへの批判に対して。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、最近アクセス数が少し落ち着いてきました(笑)が、それでも少ない日でも一日に2,000件以上のアクセスを頂きます。本当にありがとうございます。激励や質問等のメールも頂き、望外の喜びです。感謝しています!…

対話形式・戒定慧の三学

いつもありがとうございます。今日は「戒定慧の三学」について、対話形式で書いて見ました。「やあ、先輩、久しぶりですね」「なんだお前は、最近活動から遠ざかって! 今に仏罰が出るぞ」「そんなの信じませんって」「お前のように理屈で信心を捉えるヤツは…

池田会長「10億円を出せ」 発言。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は昭和48年10月14日に、池田大作氏(当時会長)が大石寺の法主である細井日達氏に対して「10億円を出しなさい」という趣旨の発言があったと言われます。これについていろいろ検証してみたいと思います。これ…

現在の名誉会長の病状。

いつもありがとうございます。最近急速にアクセスカウント数が増えつつあります。一日あたり数千にも及ぶアクセスがあり、本当に驚いています。みていただき、本当に感謝しています。さて池田名誉会長は現在、全く人前に姿を現さない(というより現れてはい…

如来神力品の別付嘱について。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今日は如来神力品第21について、考えてみたいと思います。実は大石寺や創価学会の教学で如来神力品というのは結構重要な章節とされています。何せこれは大石寺の教学だと「結要付嘱」とか「別付嘱」とか呼ばれて…

「悟り」は存在しない。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて突然ですが、私は「さとり」というものが存在しないものだと思っています。初期原始仏典のスッタニパータ、また大パーリ・ニッバーナ経を読んでも感じるのですが、仏教の本質とは人我見と法我見の克服にあるのだ…

転重軽受と罪障消滅の剽窃。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は読者の方から質問をいただいたことなのですが、「転重軽受」と「罪障消滅」について考えてみました。いろいろ由来を調べてみたら、驚きました。まず「転重軽受」ですが、これは『涅槃経』から採られた考え…