気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

北山本門寺の宝物目録。




いつもみなさん、ありがとうございます。



さて大石寺系信徒が、血脈相承の正統性を主張するのに、よく『二箇相承』が引き合いに出されますが、この文書は後世の偽作の可能性が高く、大石寺の正統性を証明する文書にはなり得ません。


「『二箇相承』のこと」

「『二箇相承』写本の誤字」

「二箇相承の不自然な読み下し」



そもそも『二箇相承』は、北山本門寺に伝えられていたものです。もしも仮にこれが正統性を担保する証明だとするなら、これは北山本門寺が正統な日興の後継であることを示す文書なのであって、大石寺の正統性を示すものにはなり得ません。


事実、北山本門寺の『宝物目録』には、きちんと『二箇相承』も『御本尊七箇相承』も『産湯相承事』も入っています。『富士宗学要集』第9巻20〜21ページの画像をそのままあげてみますので、読者の目でご確認ください。

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このように、大石寺は日興門流の他の諸本山からさまざまな相伝書を「盗用」して、さも自山に正統性や権威があるかのように偽装してきたというのが、偽らざる宗史であると私は思っています。