いつもみなさん、ありがとうございます。
さて私が教学に関してブログで書いていることは、実は私が学生時代から青年部時代にかけて気づいていたことが意外と多いです。
ただそのことを活動家時代におおっぴらに語ることに当時は躊躇していました。
当時、多くの人から信頼される青年部幹部がいました。私は「彼なら大丈夫かな」と思い、彼に話をして「どうしても先輩に聞いてもらいたいことがある」と家に来てもらったことがあります。
そして自宅で御書を開いて、その先輩に、このブログで書いているようなことを一部開陳して述べてみました。
正直どんな反応が返ってくるのか不安でした。もちろん当時はまだ私は創価学会の活動家でしたから、教団を批判するようなことは言わないでおきました。
彼は私の話を聞くと一言、こう言いました。
「その知ったことを今度は折伏の成果として池田先生にお応えしていこう!」
私は正直ガッカリしました。
この人は、私の話を本当の意味では何も聴いていなかったのです。
このことをキッカケに、私は創価学会の幹部にそれ以上話すのをやめました。
そして私のいる場所はここではないのだと理解して孤独を感じるようになりました。
多様な人材が教団に必要と思ったのは単なる私の幻想であり、教団自体は、単に教勢拡張に利する信徒しか必要とはしていないということをあの時ほど痛感したことはありません。
その後、私は社会人になり男子部として活動することになりますが、その感覚、私は教団には必要のない人材だと言う感覚を最後まで払拭し得なかったことこそ、私が退会を最終的に決断した理由なのかと思います。