気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

1980年当時の創価学会の組織実態。

 
 
いつもみなさん、ありがとうございます。
 
 
 
さて今回はかつて池田大作氏が組織の支部数や会館の数、本部職員の人数等、組織の実態について具体的に語っていたことを紹介してみたいと思います。
参考とするのは、央忠邦『池田大作の軌跡-1』(徳間書店、1980年)で、この中に著者の央忠邦氏の池田大作氏へのインタビューが掲載されています。

上の画像が池田大作氏へのインタビューで、1980年当時、名誉会長になった池田大作氏が明確に会員数や活動家数を回答しています。
それらを整理してみましょう。
 
1980年(昭和55年)当時の創価学会組織実態
入会世帯数:789万世帯
活動会員数:601万人
方面本部数:13
全国支部数:10,923支部
全国会館数:438会館
本部職員数:およそ2,800人
 
 
現在ではほとんど公開されない数字が池田大作氏の口から明確に語られていることは非常に興味深いところです。なおこのインタビュー中で池田大作氏は創価学会の年次の予算がおよそ200億円程度であることも認めています。
 
また興味深いところですが、入会世帯数と別に実質的な活動家数を「601万人」と回答しているところです。つまり入会したからといって活動していない、未活動や非活動の信徒がいることを認めています。
また本部職員数をここで2,800人台としていますが、これは私が以前に紹介した記事で現在の職員数が3,216人としていますので、ほぼ正確な数であると考えられます。
 
信濃町本部職員の給与」
 
創価学会の世帯数は1980年(昭和55年)に789万世帯です。それが827万世帯になるのは2005年(平成17年)のことです。そして2005年以降、18年近くこの「827万世帯」は全く増えていません。
そして公明党比例区得票数の推移を見ればわかるように、創価学会の現在の活動家数は減少し続けていることが容易に推測できるでしょう。詳しくは以下の記事をご覧ください。
 
公明党の得票数の推移」
 
組織の減少、退潮傾向が出てきて以降、なぜか創価学会組織は信徒数や新規入会世帯数などをあまり言わなくなります。恐らくは昭和55年くらいまでは増え続けていたのが、減り始めると途端に公表しないようになるのは、組織防衛のため致し方ないのかもしれません。しかし会員信徒に本当のことをきちんと伝える義務が組織にはあるのではないかと個人的に思います。