気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

『創価教育学体系』を知らない創価学会員。




いつもみなさん、ありがとうございます。



さて、創価学会の創立は昭和5年(1930年)11月18日とされています。
この日は初代会長の牧口常三郎が『創価教育学体系』の第1巻を発刊した日です。この日を創価学会は公式に「創立記念日」としているのです。



創価学会の創立はいつか?」



創価学会は『創価教育学体系』発刊以前から事実上、存在していたと個人的には考えています。
まあ、それは別としても、素朴な疑問として「なぜ創価学会員は、初代会長の『創価教育学体系』を読まないのだろう」ということは、昔から感じていました。
なぜか創価学会員は「初代から3代会長までは永遠の指導者」とか「先生」とか呼ぶのに、なぜか牧口常三郎氏の著作ってほとんど繙かれないのです。



大学生の頃に散々、牧口氏の『体系』は読みましたが、なぜか読んだ内容も書いてあることも、創価学会の地域組織では何のニーズもないし、読まれてないのです。活動家だった頃、たまに座談会等の研究発表で触れると「ふうん」「へええ」という顔をされたくらいです。その後、突っ込んで質問してくる人もいないので、私はそれ以上、牧口常三郎氏の著作をあまり人に紹介しなくなりました。



創立の淵源とされる、牧口常三郎の『創価教育学体系』、公式には「創価」の名が世間に出た最初であるとしているのですが、肝心の中身について、創価学会員が知らないなら、それはかえって初代会長を事実上軽視していることと同義だろうと思います。日蓮正宗同様、大石寺系教団らしく、歴史を大事にしないというのはどちらも同じなのかもしれません。
興味のある一般の方は、ぜひ創価学会員さんに「牧口常三郎の『創価教育学体系』って何が書いてあるの?」と聞いてみてください。おそらくほぼ100%の信徒の方が、「知らない」と答えると思います。