いつもみなさん、ありがとうございます。
「
日蓮正宗」という、不思議な宗名を明治以降からなぜか自称している上条
大石寺は、
創価学会同様に歴史を大事にしません。
自分たちが元々は明治まで興門唱導会(
日蓮宗興門派)の一員であったことも、また
大石寺は興門流八本山の一つで「
大本山」扱いであったことも、なぜか信徒に教えません。
「興門派の持ち回り管長」
ところで、
大石寺では根本本尊である、
戒壇本尊の造立を「弘安2年10月12日」であるとしています。
私は
戒壇本尊など後世の偽作だと考えているのですが、それは措くとしても、
大石寺ではどうして「10月12日」という日に記念の行事を行わないのでしょう。
10月13日は
日蓮の命日で、宗祖御大会が行われるのに、なぜか
大石寺で一番大切な筈の
戒壇本尊が図顕された日について、当の
大石寺が全く大事にしていないのです。
戒壇本尊は偽作説が濃厚であり、古来より真偽の問題が取り沙汰されてきました。このブログでも繰り返し、指摘してきたところです。
それなのに、肝心の
大石寺の方が10月12日に記念行事を行わないというのなら、
大石寺側も
戒壇本尊を
日蓮由来の真作とは考えていないのではないか、そのような疑惑を内外に与えかねないのではないでしょうか。
まあ、そんなわけで、10月12日という日さえも大事にしない
大石寺は、やはり
創価学会同様、歴史を大事にしない教団であり、事実上、内外に
戒壇本尊が後世の偽作であることを認めていることに等しいと私などは思います。それが違うというなら、10月12日に何か記念の行事をやればよいのです。きっと熱心な信徒なら登山されると思いますが、私は願い下げです。