いつもみなさん、ありがとうございます。
さて、最近の聖教新聞を読んでいると、内容の劣化が本当に痛々しくなってきます。
教学的な研鑽はないに等しい。わずか数行の日蓮の遺文を、真偽の検証も何もなくただ載せ、最後の結論は「創価学会とともに」とか「池田名誉会長とともに戦おう」とか「敢闘精神」とか、何の関係もないことと結びつける始末。
毎週土曜日には、漫画『はなさん』が連載されているのですが、これもまた酷いもので……かつて創価新報に乗っていた『花の三丁目地区』から更に劣化し、リモートの座談会で北海道10区の留萌市や深川市に知り合いがいるかどうか祖母から主人公が突っ込まれるなど、最近はマンガでさえも選挙活動一辺倒な創価学会の姿勢を隠そうとしなくなりました。
宗教法人の機関紙が防災グッズやハザードマップの重要性を語ることと教義は何の関係があるのでしょう。
そもそも宗教法人において「教学」というのは最重点の部署であり、教団における重要人物が担うべき役割の筈です。
結果として何も教義を語らない信徒たちばかりの組織になりました。