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創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

本尊の奉安様式。





創価学会の方ってあまりこういうこと考えないんですけど、日蓮正宗の御本尊の奉安様式にはいろいろなものが存在するってご存知でしょうか。
これは日蓮正宗における「三宝」の考え方が一貫していないことの一つの現れとも言えるでしょう。
三宝」のうち、「僧宝」が何にあたるのか日蓮正宗において全く一貫していないというのは以前ブログでご紹介しました。




日蓮正宗における本尊の奉安様式には主に三つがあります。


①一幅式(一体三宝式)
曼荼羅本尊のみを奉安する形式。
※近代の大石寺寺院、創価学会会館、家庭等。

②一幅一体式(住持三宝式)
曼荼羅本尊の前に日蓮の「御影尊」を安置する形式。
大石寺御影堂、旧来の大石寺寺院、先祖代々の大石寺信徒。

③一幅二体式(別体三宝式)
曼荼羅本尊の左に日蓮、右に日興を安置した形式。
大石寺客殿、旧来の大石寺寺院。



創価学会員さんは①しか知らないと思うんですけど、実は②も結構一般的です。古くからの大石寺の信徒の方は②の方も多いです。御本尊の前にちょこんと日蓮御影を置くんですけどね。



ちなみに①と②は他の日蓮門下でも共通の奉安形式です。それに対して③は大石寺特有のものです。つまりこの③の別体三宝式は大石寺日蓮本仏説を如実に表現したものだからなんですね。



なんで大石寺はこの3種類の奉安形式を統一するってことをしないのでしょうね。
つまり教義に一貫性がないんです。
日蓮本仏説をとるのであれば、一幅二体式の③を採用し、各信徒の家庭においてもきちんと宗門の三宝の在り方を徹底した方がいいと思うんですけどね。
だいたい大石寺の敷地内だけでも御影堂と客殿とで奉安形式が異なっているわけでしょう?
「一体どっちなのさ?」ってツッコまれたら何て答えるんですかね。