気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

出版協力者の名を削除する池田大作。

 
 
いつもみなさん、ありがとうございます。
 
 
さて最近、読書をしていて気づいたことがあり、それを少し書いてみたいと思います。
それは堀日亨の『富士日興上人詳伝』創価学会刊行、昭和38年原版の「序」を読んでいた時のことです。
この「序」は池田大作氏によって書かれていますが、昭和38年の旧原版、「序」の末文には以下のように書かれています。

「終わりに本書の編纂発行にあたり、小平教学部長、多田教学部副部長および数人の教授の尽力を得たことを、深く感謝する。」
(同3ページ)
 
この『富士日興上人詳伝』の編纂出版にあたり、教学部の尽力、とりわけ小平芳平氏と多田省吾氏の協力に感謝する一文が池田大作氏によって書かれています。
ところが、この「序」の末文が昭和49年に再刊された聖教文庫版(上下2分冊、聖教文庫、昭和49年)では削除されているのです。画像をあげてみますので、見比べてみてください。

 
これはどういうことでしょう?
なぜわざわざ編纂出版に尽力のあった小平芳平や多田省吾の名前を再刊本では削除しなければならないのでしょうか。
実はこのような池田大作氏の講義録や出版物に関して、池田大作氏は当初協力者の名を挙げて感謝の辞を述べていたのですが、池田大作氏はなぜかこれらの名前を再刊を重ねるごとに削除していくようになるのです。
理由は不明ですが、彼らの名前を削ることにより、あたかも池田大作氏の力によって出版・刊行がなされたような形になりますので、池田氏が自身を権威づけていったような印象を私個人は抱きます。
 
 
追記
ちなみにこの「序」では昭和38年版では日蓮宗を「邪宗」と書いていたのですが、昭和49年文庫では削除され、一部は「他宗」と改竄されています。過去に書かれた文書をそのままの形で残さない創価学会の姿勢がよく現れている印象を強く受けます。