いつもみなさん、ありがとうございます。
さて最近、読書をしていて気づいたことがあり、それを少し書いてみたいと思います。
この「序」は池田大作氏によって書かれていますが、昭和38年の旧原版、「序」の末文には以下のように書かれています。
「終わりに本書の編纂発行にあたり、小平教学部長、多田教学部副部長および数人の教授の尽力を得たことを、深く感謝する。」
(同3ページ)
ところが、この「序」の末文が昭和49年に再刊された聖教文庫版(上下2分冊、聖教文庫、昭和49年)では削除されているのです。画像をあげてみますので、見比べてみてください。
これはどういうことでしょう?
なぜわざわざ編纂出版に尽力のあった小平芳平や多田省吾の名前を再刊本では削除しなければならないのでしょうか。
追記
ちなみにこの「序」では昭和38年版では日蓮宗を「邪宗」と書いていたのですが、昭和49年文庫では削除され、一部は「他宗」と改竄されています。過去に書かれた文書をそのままの形で残さない創価学会の姿勢がよく現れている印象を強く受けます。