気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

日大『尊師実録』でも日興仏像本尊説が述べられる。




いつもみなさん、ありがとうございます。



ところで、創価学会大石寺は仏像本尊説よりも曼荼羅本尊こそ日蓮日興の真意であると捉えています。
ところが、日興本人、また日興門流の各文献を繙いてみると、意外なことに日興は仏像本尊を認めているのです。


「仏像を安置することは本尊の図の如し」


「日興は仏像本尊を認めている」



つまり日興の純粋な思想を述べれば、広宣流布の時までは曼荼羅本尊を安置するけれど、広宣流布の時に四菩薩の脇士をつけて仏像を建立すべしと考えているのです。



日興門流・日尊の弟子である日大の『日尊上人仰云』(『尊師実録』暦応3年)によれば、以下のように述べられています。


「一久成釈迦仏造立有無ノ事 日興上人ノ仰云、末法ハ濁乱也、三類ノ強敵之有リ、爾レハ木像等ノ色壮荘厳ノ仏ハ崇敬憚有リ、香華燈明ノ供養モ叶フ可カラズ、広宣流布ノ時分マデ大漫荼羅ヲ安置シ奉ル可シ云云々、」
(日大『日尊上人仰云』日蓮宗宗学全書2-419ページ)

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日興本人も『原殿御返事』で将来の本尊を四菩薩を脇士にした仏像とすることを認めていますし、また日興門流の弟子たちも、皆一様に日興本人の思想は広宣流布の時に仏像本尊を建立することを認めているのです。