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ところが、日興本人、また日興門流の各文献を繙いてみると、意外なことに日興は仏像本尊を認めているのです。
「仏像を安置することは本尊の図の如し」
「日興は仏像本尊を認めている」
日興門流・日尊の弟子である日大の『日尊上人仰云』(『尊師実録』暦応3年)によれば、以下のように述べられています。
日興本人も『原殿御返事』で将来の本尊を四菩薩を脇士にした仏像とすることを認めていますし、また日興門流の弟子たちも、皆一様に日興本人の思想は広宣流布の時に仏像本尊を建立することを認めているのです。