いつもみなさん、ありがとうございます。
東京都内の青年部は、投票日直前の日程で沖縄入りして選挙支援をするメンバーが多いようです。つまり学生時代の同窓生など弱い人脈を当たることが多いため、ギリギリ直前の日程の方が効果的であるという判断が働いているためです。
どういうことかと言いますと、2012年の第46回衆議院選挙で、玉城デニー氏は日本未来の党から沖縄3区で出馬したんですね。玉城氏は小選挙区では破れたのですが、比例九州ブロックで復活当選を果たします。実はこの時、玉城デニー氏が比例九州ブロック最後の議席を争った相手が公明党比例4位の新福愛子氏で、当選が決まったのが480人中479番目でした。また玉城デニー氏の比例獲得議席は当時九州で日本未来の党が唯一獲得した議席でした。比例九州ブロックの公明党の4番目の議席は玉城デニー氏に奪われた形になったわけです。
この時に449票差で新福愛子氏が敗北し、これを九州創価学会、とりわけ婦人部が「獅子の敗北」と位置付けたのだそうです。特に新福愛子候補は婦人部からの人気も高かったんですね。
そんなわけで、現在の九州幹部は次のような言葉を会合で言ったりします。
「御本尊様から仇討ちのチャンスを頂いたのです。」
「今、この沖縄県知事選挙に勝利することが、あの時の誓いを果たす戦いです。」
まあ、こんな発想が出てくるのも、所詮彼らの思想的バックボーンに「敵を作る発想」があり、その思想的陥穽から抜け出られていない醜態を晒しているだけなのかと思います。
「見えない敵と闘う創価学会」
このような「外に敵を作る発想」は創価学会員にも、また法華講員さんにも、またアンチ創価学会、アンチ信濃町にも見られる思考法ですが、この発想を自覚しない限り、このように安易に「誰かを悪者にして責めればよい」という短絡的な思考に堕するだけかと思います。