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気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の非活メンバーによる語り

境智行位のこと。


いつも閲覧ありがとうございます。




さて2017年2月21日付聖教新聞によると、各部代表者会議が本部第二別館内で行われたそうです。
その際に池田名誉会長よりメッセージがあり、「境智行位」の法門について言及があったそうです。それによると「境」とは創価学会の役職に託された使命にあたり、その広宣流布の責任を果たすために真剣に祈り「智慧」を尽くし、「行動」を貫いていく中で生命の「位」が輝いていくんだそうです。


どーゆーことですか?(笑)


まず論点を整理しましょうね。
「境智行位」というのは法華経迹門における十妙の最初の4つのことです。これは天台智顗の『法華玄義』において説かれたもので、如来寿量品の「我本行菩薩道所成寿命」の「我本行」を行妙、「菩薩道」を位妙、「所成寿命」を智妙と配しています。
で、この説について妙楽湛然は『法華玄義釈籤』において智には必ず境があるゆえに「本因の四義を結す」としています。このことは日寛の『依義判文抄』に出てきます。



むしろ池田名誉会長のメッセージの趣旨は日寛の六巻抄から『依義判文抄』の解釈をそのまま創価学会と読み替えただけなのだと思います。
どういうことかというと日寛の『依義判文抄』では「我本行菩薩道所成寿命」の文を境智行位の四妙に配した後にこれを三大秘法に配当しています。「智は必ず境あり」は「本門の本尊」であり、「智行の二妙」は「本門の題目」であり、「位妙」は「戒壇を顕す」のだそうです。
それで日寛の結論は「本因の四義は即三大秘法なり」と結論づけています(『富士宗学要集』第3巻宗義部[2]より128〜129ページ)。



つまり天台の法門も三大秘法の中に収まるとしたのが日寛の教学なんですけど、それを単純に創価学会の活動の中に迹門の十妙の最初の4つの徳が収まっていると拡大解釈したに過ぎません。
ここからわかることは創価学会の教学も、池田名誉会長の教学も六巻抄をはじめとする日寛の教学の二番煎じに過ぎないということです。



日寛の教学は基本、恵心流の中古天台口伝法門の焼き直しに過ぎません。そんな天台口伝法門を引用してまた今度は創価学会に読み替えただけなら、天台恵心流、そして日寛とやってることが何も変わらないではありませんか(笑)。
ただ問題は昨今の創価学会日蓮正宗信徒の教学力の低下は目に余るものがあって、これだけ書いてもきっと何も理解できない方がほとんどだろうということです(笑)。あまりの教学力の低さに他宗から失笑の的になっていることさえも理解できないのは困ったものですが。



六巻抄をもとにしつつ指導したのでしょうが、六巻抄ということを聖教新聞紙上に載せない、そして六巻抄由来、日寛由来ということも伏せて、あたかも創価学会独自の教学であるかのように語るとすれば、それは日蓮正宗が恵心流の中古天台口伝法門を盗用して教義を成立させた教義の偽装と大して変わらないですね。



ただここから予想される最も重大な問題は、日寛の「境智行位は三大秘法の中に収まる」という解釈から、あたかも「創価学会の中にこそ本当の三大秘法がある」という風な独自説を暗に学会員に浸透させようとしているように私には思えてならないという点です。





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