いつもみなさん、ありがとうございます。
それはこんなものです。古参の創価学会信者はもしかしたら見たことがあるやもしれません。
「勤行は信心の基本」
「今いいかげんな勤行をやっていたら10年、20年後に必ず失敗する」
「毎日3,000遍の題目をあげていこう」
「一日3,000遍の題目があがると生命の回転が始まってくる」
「常に3,000遍あげればそれだけ生命力が豊かになり、行力になってくる」
私はこの指導のペーパーを見たことがあります。また一日3,000遍の題目を唱えようという指導を聴いたことがあります。
私はその通りに何千万遍という題目を生涯にわたって唱えてきました。
「唱えた題目の数」
そもそも題目を一日3,000遍唱えようとということが、何ら日蓮の教説に則った説ではありません。
またそんな風に自力思想で、題目を唱えることが仏教思想の真髄などと全く思えません。むしろそれは自力・難行道であり、龍樹によって提唱された易行道とは全く異なります。
私が生涯にわたって8000万遍以上の題目を唱えてわかったことは「題目を唱えることは時間の無駄だ」ということです。
そしてそのことを何の根拠もなく「3,000遍」という数を基準にして池田大作氏が会員に指導したとされる、このペーパーの指導は何の意味もないものだと考えています。
追記
今回の池田大作の指導と称されるペーパーは、昭和50年代後半くらいまで組織で出回っていたのではないかと記憶しています。
画像の情報提供を頂いた読者には感謝申し上げます。