気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

池田大作の代筆の実態。

 
 
いつもみなさん、ありがとうございます。
 
 
 
さて今回はTwitterで反響も大きかった、池田大作の著作の代筆の実態について、元本部職員3人組(野口裕介、滝川清志、小平秀一)の著作を紹介してみます。

「そもそも私たちは、『新・人間革命』をはじめ、師匠の指導や会合へのメッセージが、本部職員によって作られている実態を知っていた。
今から15年以上前に遡るが、小平と野口は学生時代に、師匠の仕事の手伝いをする「池田学校」という現役大学生の人材育成グループで薫陶を受けていた。また、小平と滝川は、本部職員に採用されてから10年にわたって、師匠の仕事を代行する「会員奉仕局」という職場に所属していた。そこで、師匠が自身の仕事を弟子に託している実態をつぶさに見て、体験してきた。
会員奉仕局は、師匠が学会員を激励するために贈る「書籍」や「和歌」「押印和紙」に、師匠の印鑑(「大作」印)や日付印(「2009・3・16」などの印)を押印する業務を担っている。師匠に代わって行う業務である。小平と滝川はその重責を感じつつ、胸中で題目をあげながら真剣に業務にあたっていた。
また会員奉仕局の指示元であり、師匠の秘書業務を担う第一庶務には、各種会合などに向けて「池田名誉会長からのメッセージ」を作るチームがあった。日本の組織だけを考えても、全国の分県・総区・分区などの組織数を考えれば、創価学会の一日の会合数がどれだけ多いかは、想像がつくだろう。そのチームは、全国、全世界で開かれる一日に何百という数の会合に対して、師匠からのメッセージを発信している。
また『聖教新聞』に連載される「新・人間革命」や「わが友に贈る」も、師匠が弟子に一任している実態を見聞きしてきた。
「新・人間革命」は聖教新聞社の中に作成するチームがあり、資料集めから原稿作成に至るまで担当し、最終的に第一庶務がチェックをして完成させている。「わが友に贈る」も『聖教新聞』の記者が作成し、やはり第一庶務がチェックをして完成させる。
さらに、書籍『法華経智慧』や、師匠と世界の識者との対談集の作成も、実際は師匠が『聖教』の局長、部長クラスの新聞記者に著書の大方針を伝え、その後は担当した弟子(『聖教』記者)が作成していると職場上司から聞いていた。前述したが、ローマクラブ共同代表のヴァイツゼッカー博士も、「池田名誉会長との対談集は、直接名誉会長と会って作っている訳ではなく、ドイツSGIが日本の学会本部との間に入ってくれて作っている。池田先生とは数年前に創価大学の卒業式で一度会っただけなのです」と証言している。」
(野口裕介、滝川清志、小平秀一『実名告発 創価学会』58〜59ページ、株式会社金曜日、2016年)
 
 
 
この本の著者3人である野口裕介氏、滝川清志氏、小平秀一氏は信濃町創価学会本部職員だったメンバーです。彼らは信濃町公明党の姿勢を批判し、2014年6月に懲戒解雇になっています。しかしながら彼らは池田大作氏を「師匠」と仰ぎ続け、創価学会本部を「師匠の心を失った」として批判しているメンバーです。池田大作氏を師匠と仰ぐ元本部職員メンバーが、池田大作の代筆の実態を初めて暴いたことは非常に貴重な記録かと思います。
 
 
そもそも彼らがいくら胸中で題目を唱えながら業務を代行しようと、それらの作業は所詮「代筆」であり、「池田大作が書いていないもの」を「池田大作の著作と偽る行為」に等しいということなのですが、そのことが彼らには理解できないようです。
いずれにせよ、信濃町聖教新聞社の作成チームにより、池田大作が書いたとされている小説や対談集が、代筆されて作られたものであることは、疑いのない事実であると思います。