いつもみなさん、ありがとうございます。
そもそもの発端は2022年9月6日、『デイリー新潮』『文春オンライン』で、熊野氏が社会福祉団体の女性に卑猥なLINEを送り続けていたという記事を配信したことです。
そして熊野正士氏本人は入院中のため、事実の確認ができなくなっているという事態となりました。
週刊誌側はこの被害女性が創価学会信徒であることを明かし、この女性が公明党の北側一雄副代表にこのセクハラの件を訴えており、公明党執行部が熊野正士氏のセクハラ案件を知りながら、その隠蔽を行ったと主張します。
公明党はセクハラLINEに関して「事実なら言語道断」としながらも、事実であることについては言及を避けます。その上でセクハラから論点を逸らし、「事実の隠蔽はない」と述べて、事実隠蔽を主張した週刊誌側を提訴します。
そのセクハラLINEの画像は以下のようなものです。
この際の石井啓一幹事長のコメントは以下の通りです。
石井啓一氏は30日の記者会見の中で、熊野正士氏が週刊誌報道を「報道を事実とは認めていない」ことを明らかにしました。石井啓一氏のコメントによるなら「党員・支持者・国民の皆様に多大なご心配、ご迷惑をおかけした」ので議員辞職したのだそうです。
さてそうなると全く筋が通りません。
そもそも熊野正士氏の前掲セクハラLINEと呼ばれる画像が事実でないとするなら、「支持者」に「ご迷惑をおかけした」のは本来「議員」ではなく「週刊誌」になるはずです。
それなら身の潔白を主張し、支持者に迷惑をかけた週刊誌側を告訴、熊野氏も堂々と政治活動をすれば良いはずです。
大事なことは、週刊誌側が明るみにしたセクハラLINE画像が「事実なのか」「事実でないのか」を明らかにすることです。
公明党の現在の今までの態度は、少なくともセクハラLINE画像が「事実なのか」「事実でないのか」という点を最初からあやふやにしていると私は思います。