気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

熊野正士氏のセクハラLINEについて。

 
 
いつもみなさん、ありがとうございます。
 
 
さて公明党比例区選出の参議院議員、熊野正士氏が週刊誌報道を受け、議員辞職をしました。
 
 
そもそもの発端は2022年9月6日、『デイリー新潮』『文春オンライン』で、熊野氏が社会福祉団体の女性に卑猥なLINEを送り続けていたという記事を配信したことです。
そして熊野正士氏本人は入院中のため、事実の確認ができなくなっているという事態となりました。
 
 
週刊誌側はこの被害女性が創価学会信徒であることを明かし、この女性が公明党北側一雄副代表にこのセクハラの件を訴えており、公明党執行部が熊野正士氏のセクハラ案件を知りながら、その隠蔽を行ったと主張します。
公明党はセクハラLINEに関して「事実なら言語道断」としながらも、事実であることについては言及を避けます。その上でセクハラから論点を逸らし、「事実の隠蔽はない」と述べて、事実隠蔽を主張した週刊誌側を提訴します。
そのセクハラLINEの画像は以下のようなものです。

 
 
9月29日、熊野正士氏は議員辞職の意向を示し、同日に石井啓一幹事長が辞職願を預かりました。30日に正式に熊野正士氏は議員辞職となります。
この際の石井啓一幹事長のコメントは以下の通りです。

 
石井啓一氏は30日の記者会見の中で、熊野正士氏が週刊誌報道を「報道を事実とは認めていない」ことを明らかにしました。石井啓一氏のコメントによるなら「党員・支持者・国民の皆様に多大なご心配、ご迷惑をおかけした」ので議員辞職したのだそうです。

 
さてそうなると全く筋が通りません。
そもそも熊野正士氏の前掲セクハラLINEと呼ばれる画像が事実でないとするなら、「支持者」に「ご迷惑をおかけした」のは本来「議員」ではなく「週刊誌」になるはずです。
それなら身の潔白を主張し、支持者に迷惑をかけた週刊誌側を告訴、熊野氏も堂々と政治活動をすれば良いはずです。
ところが、公明党側は論点を逸らして「セクハラLINEの事実の有無」ではなく「公明党側の隠蔽」を週刊誌側に提訴します。しかもこれは「告訴」ではなく「提訴」です。
熊野正士氏が何らやましいところがないのであれば、公明党が熊野氏の議員辞職を引き止め、身の潔白を訴えてLINE画像の捏造等の証拠を出せばいいだけです。
しかし公明党はそうしませんでした。報道を事実と認めていない、故に「潔白」であるはずの熊野氏の議員辞職を29日にあっさり認めて、早急に幕引きした印象が拭えません。
 
 
大事なことは、週刊誌側が明るみにしたセクハラLINE画像が「事実なのか」「事実でないのか」を明らかにすることです。
公明党の現在の今までの態度は、少なくともセクハラLINE画像が「事実なのか」「事実でないのか」という点を最初からあやふやにしていると私は思います。