気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

沖縄県知事選挙への危機感。




いつもみなさん、ありがとうございます。



さて今回は2022年9月11日投開票の予定で動いている、沖縄県知事選挙の情勢についてです。
先日、2022年8月21日、創価学会原田稔会長が沖縄入りしたことが聖教新聞で報じられました(2022年8月22日付)。



以下の情報は現場の仮面活動家、また九州創価学会女性部の「琉九会」「百花の会」メンバーの会合後の話を総合してまとめています。全て創価学会の現役の活動家から聞いた情報でまとめられています。
実は現場の信徒たちの声を総合してみると、沖縄方面の創価学会が今回の沖縄県知事選挙にあまり勢いが上がらず、相当な危機感を抱いて原田稔会長が沖縄入りしたというのが実態であるようです。


現場の会員信徒の声によれば、現場の信徒たちが選挙にあまり乗り気でない(と思われる)原因がどうも遠山清彦氏の問題が尾を引いていることにあるようなのです。
貸金業法違反の罪で、2022年4月4日、有罪判決が確定した遠山清彦氏は、元々は公明党の離党振興対策本部長でした。
彼は千葉市の出身なのですが、高校入学まで8回もの引っ越し経験があり、その中で奄美大島で過ごした時期があったようです。そのためか、彼の公明党議員時代のライフワークの一つがまさに「離党振興」であったのです。
そのため、4年前の2018年、沖縄県知事選挙の応援のため、遠山清彦氏は頻繁に現場に入りました。また選挙がある度に遠山清彦氏は沖縄に応援に駆けつけていました。このことが沖縄方面の創価学会信徒にとって非常にトラウマになっていて、組織自体の選挙へのモチヴェーションが下がりつつあるのです。


沖縄で選挙になると、沖縄方面の創価学会信徒は池田大作の『新・人間革命』第13巻を読むように指導されることが多いのですが、ここでは沖縄の米軍基地の存在に心を痛める山本伸一の姿が描かれています。
ところが、これを読んで「山本伸一」すなわち池田大作と同じ思いを持ち「師弟不二」の決意を持とうとするのですが、そもそもそれなら「なぜ米軍基地の存在を容認する佐喜真淳候補の応援をしなければならないのか」という自己矛盾に陥ってしまうんですね。
言っていることとやっていることが違う選挙戦を沖縄方面の創価学会信徒はやらなければならないと言うジレンマを抱えているということです。
事実、高齢の沖縄創価学会の信徒たちの中には「遠山清彦は池田先生と違うことをしてきたから仏罰が出た」と言い、佐喜真候補への選挙応援に反対する人たちも出てきているのだそうです。また先日の『赤旗』(2022年8月25日付)では、沖縄のコミュニティFMラジオの統一教会関連の番組に、宜野湾市長時代の佐喜真氏が出演していたことが報道されました。
このため組織内部では「邪教(=統一教会)と関係が深い人を応援して功徳があるなど意味不明」と、今回の創価学会の選挙応援自体を批判する活動家さえ新たに出ているのです。

また以前に、2018年の沖縄県知事選挙の結果を受け、沖縄・九州方面の創価学会幹部が「れいわ新選組」から出馬した創価学会信徒・野原善正氏を批判したことをブログで紹介しました。この時、野原氏を組織では悪役として選挙戦に臨みましたが、これに対抗して沖縄現地入りした遠山清彦氏の有罪が確定したことも組織から疑問の声があがる原因の一つになっています。

「九州婦人部幹部の発言」

最初に書きましたように、これらの内容は全て沖縄・九州方面の仮面活動家や信徒の方、「琉九会」「百花の会」メンバーの方から聞いた情報をまとめたものです。
情報提供者の方が「『関わる人全てを不幸にするのが沖縄の選挙』と陰で言われている」と私に述べたことが強く印象に残っています。