気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

大石寺8世日影書写本尊について。




あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
いつもみなさん、本当にありがとうございます。




さて、年末年始ということも何の関係もなく、淡々とブログは普通に書き綴っていきたいと思います。マイペースですみません。
昨日の記事で日興書写本尊と大石寺6世日時書写本尊の画像を紹介しました。私は創価学会の元活動家で、元広宣部・言論企画部の方面中心メンバーでしたから、その関係でさまざまな史料を集めたものです。その関係で大石寺歴代の書写本尊など史料をある程度集めています。



そんな中で大石寺の近年の本尊と比べて随分違うと感じたのは、日興書写本尊、3世の日目書写本尊、そして8世日影書写本尊です。
今回は大石寺8世日影書写本尊を紹介してみましょう。以下の画像は応永20年8月書写、柳目妙教寺蔵の日影書写本尊になります。

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見てわかるかと思いますが、数々の点が近年の大石寺歴代本尊と違います。
まず「日蓮」ではなく「日蓮聖人」と書かれています。これは日興や日目の書写本尊によく見られますが、それ以外ではほとんど見られません。
次に「大梵天王」と「帝釈天王」が書かれていません。「大明星天王」や「八大龍王」「第六天魔王」さえ書かれていないのです。
提婆達多」も「阿闍世王」も「舎利弗」も「転輪聖王」も書かれていません。「奉書写之」も書かれていません。


思うに、大石寺の本尊書写は書法として上古から全く一貫しておらず、歴史的に変遷を経て変化して成立したものであると考えられます。