気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

替玉投票についての父の証言。





いつもみなさん、ありがとうございます。



さて創価学会の過去の「替玉投票事件」ということを、ネットで検索するとたくさん出てきます。
私が青年部の活動家だった頃、個人的にはこれが組織ぐるみで行われたという話が信じられませんでした。そもそも他人の投票券を使って替玉投票すれば、すぐに発覚してしまう筈だと思ったからです。ネット上のデマなどたくさんあるので、活動家時代の私は当初から信じていませんでした。
で、実はこのことを今は亡き父に尋ねたことがあります。父は「あまり外にもらしてはいけないよ」と言いながら、父の知る範囲のことを教えてくれました。当時、私の父は第47部隊所属で石田幸四郎(元公明党委員長)部隊長の盟友でしたから、その辺の事情をよく知っていました。
今回、私の記憶の範囲内で、父の言葉を書いて残してみたいと思います。以下が父の発言です。



「替玉投票っていうかさ……当時、都内の学会員さんって団地に住んでいる人が多かったのね、都営住宅とかね。
でね、投票券ってのは郵送で送られてくるんだけど、それを集合ポストから抜き取って勝手に投票しちゃうヤツが出てきたのよ。今なら考えられないんだけど、当時はほら、インターネットとかパソコンとか何もない時代だろ。だから集合ポストから数枚抜いて、代わりにやってもバレなかった。選挙管理委員会もさ、『届かないのは郵送のミスかも』なんて思って、届かなかった人、実際は抜き取られた人なんだけどさ、その人に再発行して投票させてたのね。結構、当時はその辺が緩かった。だいたいさ、今なら当たり前だけど、投票日当日に選挙運動ってしちゃいけないじゃないか。でも当時はそんな考え方もハッキリしていなくて、創価学会員は投票所の小学校の正門前にデカデカと『公明党』とか候補者の名前を書いた幟を立てて、選挙運動しちゃってたのよ。
で、当時、団地の集合ポストから投票券を抜いて代わりに投票しちゃうことが、普通に行われていたわけ。お前も男子部の幹部だったらわかると思うけど、男子部って『公明が勝てば何でもOK』みたいなとこがあるだろ? その時もそういう感じで、都内で普通にやる人が出てきたのよ。
それを組織ぐるみでやっちゃったところが出てきて、それで流石にそれはさ、集合ポストの端から端まで抜き取られて、まとめて投票されたらそれはもう疑われるに決まってんじゃん。それでバレちゃったんだと思うよ。当時はおそらく竹入さん(注:竹入義勝)なんかが創価学会本体に捜査の手が及ばないように動いたかと思ったよ。」



父の発言の要旨を記憶の範囲で書いたので、細部は違っているかもしれませんが、趣旨は伝わるでしょう。
父の発言がどこまで正しいのかはわかりませんが、正しいと仮定するなら、当時都営住宅や団地の多くで集合ポストから創価学会員が投票券を抜き出して、代わりに投票する事案があったということで、そのことを父の証言は生々しく物語っていると私は思います。