気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

幹部カードのこと。




いつもみなさん、ありがとうございます。



私は青年部時代、バリバリの創価学会の活動家でした。私が活動から遠ざかって非活の身になるのは、男子部から年齢的に壮年部に移行する時期のことです。
かつての青年部ではあまりにバリバリの活動家であったため、最終的に総総県、方面幹部にまでなってしまいました。その結果、幹部面接を何度も受けました。また幹部カードも何度も書いたりしました。
活動家時代、意外に面倒くさかったのが、この「幹部カード」の記入です。今回はこの「幹部カード」について書いてみましょう。



幹部カードは、幹部面接を受ける際に必ず書かなければならない、一種の履歴書のようなものです。青年部の頃に書いた幹部カードは書くところがたくさんありました。一つでも間違えると書き直し。修正ペンや訂正印が許されないのです。分県の中心会館の事務所には「幹部カード」がたくさんありましたから、あらかじめ間違えた時のために多めに取っておいてから書いたことを思い出します。その後は知恵がついて、面接前にコピーを取って次にスムーズに書けるようにしておいたものです。



思い出せるだけでも以下のような項目がありました。


・所属組織(県、圏、区、本部、支部、地区、ブロック)
・顔写真を貼付、5cm×5cmのスーツ姿、撮影月日も確認される。
・住所、氏名、学生部は帰省先も。
・年齢、生年月日、入信月日
・電話番号、携帯電話
・学歴、職歴
・役職歴(未来部も含めて全て、年月日も)
・教学資格(取得年月日も)
・家族構成、同居別居全ての家族の生年月日、入信か未入信か、入信していれば入信月日と役職
・本尊流布数(布教成果数)
・各部所属(国際部、教育部、団地部、守る会等)
創価班、牙城会の期、及び役職



だいたい教学資格で「助師」とか「青年教学3級」とかを取得した年月日なんて、証書を見ないとわかりません。いちいち任命書を棚から引っ張り出して書くのが面倒くさくて大変でした。顔写真も無人の証明写真で撮ると怒られたものです。わざわざ写真屋さんに行って撮ったことを思い出します。
で、それだけ苦労して書いた幹部カードですが、面接の際に幹部はさして見ないのです。せいぜい「本尊流布数」「布教成果数」が気にされるくらいです。



この幹部カード、書くのが本当に面倒くさいので、コピーをとっておいたものです。コピーを見ながら同じようにきちんと写して書いて、面接の際に文句を言われないようにしました。その割に面接幹部によっては「ここは書き方が違う」とか言い出すこともあったので、「以前の面接の際に◯◯方面男子部長はこう書けと言われていましたが」と言い返したことがあります。その幹部は怯んで話題を逸らしたものです。



創価学会大石寺系宗派から離れて久しいので最近の事情はよくわかりませんが、もしも未だにこの「幹部カード」なるものを使って人事面接をやっているなら、早く廃止すべきかと思います。



追記
この記事を書くにあたり、昔、とっておいた幹部カードのコピーを探したのですが、見つかりませんでした。非活から退会になる際に棄ててしまったようです。我ながら本当にこれを書くのが面倒くさかったので、相当に嫌だったのでしょう。