いつもみなさん、ありがとうございます。
久しぶりにまともに聖教新聞を読んでみました。2018年9月22日(土)4面の「教学随想・仏法者のまなざし」というものです。
書いた人は「男子部教学室・生命倫理委員会編」だそうですが、随分仰々しいネーミングです。
内容ですけど、要するに世界人権宣言の精神から、創価学会は在日外国人や障害者の人たち、またLGBTといった性的マイノリティー、被差別部落など「差別された人たち」を救う団体であるべきだという主張のようです。
確かに昭和の創価学会には、貧困や差別に苦しむマイノリティーを救済してきたセーフティーネットという側面はあったかと思います。私と私の家族がかつてそうでしたし、子どもの頃ながら、そういう励まし合って生きていく互助組織としての側面が創価学会組織にあったことは言えると思います。
ところでこの「日本会議」の主張には以下のようなものがあります。
・外国人地方参政権反対
・ジェンダーフリー教育横行の是正
まあ、日本会議の主張の問題点はそれだけにとどまるものではないのですけど、少なくとも上記2点については、過去の公明党の政策とも異なるかと思います。したがって聖教新聞紙上で「被差別者に寄り添う創価学会」をいくら謳ってみても、私などからみれば、沖縄県知事選で日本会議メンバーを全力で支援している創価学会は言行不一致としか思えません。