気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

アンケート結果と座談会の充実について。

 

 
 
 
いつもみなさん、ありがとうございます。
 
 
 
 
さて本年2018年の5月から6月にかけて、創価学会内では新入会の方を対象にしたアンケートがあったそうで、9月になって、そのアンケート結果が現場に降りてきたそうです。
 
 
今回は、そのアンケート結果と、実際に情報提供を頂いたその活動家の方の感想等を書いてみたいと思います。情報提供、いつも本当にありがとうございます。
 
 
この新入会者を対象としたアンケートというのは、2000年代以降、数年に一度行われているもののようで、既に数回行われているとのことです。私が活動から離れて非活になった時期と重なるので、私自身にあまり記憶がないのはそのせいかもしれません。
 
 
まあそれはともかくとして、原田稔会長は9月の本部幹部会で「新入会のメンバーにアンケートをとると、座談会が苦手と言う人が多くいました。つきましては座談会の充実に力を入れてまいりたい。」と発言したんですね。
 
 
この活動家さんはこの話を聞いて正直次のように思ったそうです。
 
 
「そんなこと今頃知ったのか、この会長は。現役の活動家でも"恐怖のワンパターン"で苦行と思ってやっているのに」
 
 
また私に対してその方は、次のような意見を述べていました。
 
 
「しかし現実には座談会の充実が一番難しい問題で、教学、人間革命の勉強会、政治学習などを充実させようとすれば、会員さんから『今の創価学会おかしくないですか?』と言われるのがオチですし、反執行部的な雰囲気になるような企画は、職員幹部に色々止められるので充実させようが無いのです。」
 
 
「むしろ、新入会の人は創価学会のタブー『池田先生が表に出ない理由』や『なぜ昔と政治的立場が違うのか』などを聞いてくるので現場としては座談会に来てほしくないのです。」
 
 
「だから充実させるには、音楽や手品等のうまい会員がいればやってもらい、小学校低学年の未来部がいれば未来部コーナーとして充実させるくらいしかありません。」
 
 
 
以下に現場に降りてきたアンケートの結果を載せてみたいと思います。
 
 
 
対象者:創価学会に入会して10年以内の日本国内の創価学会
 
人数:約8,000人
 
 
質問:入会する前に創価学会を知っていましたか?(はい・いいえ  で回答)
回答:いいえ  74%
 
 
質問:紹介者との関係は?
回答:友人・知人・職場の同僚  52%
家族  30%
 
 
質問:創価学会に入会した理由は?(複数回答可)
回答:人間的に成長できると思った  42%
紹介者の人柄を信頼したから  40%
仕事の悩みがあり、信心で解決するため  35%
 
 
質問:入会を決めた紹介者の一言は?(複数回答可)
回答:君と一緒に成長したい  38.8%
一緒に幸福になろう  37.7%
 
 
 
以上は私に情報提供を頂いた活動家の方が協議会で確認した内容です。
この方の感想を紹介してみたいと思います。
 
 
まず第一に創価学会に入った人でも7割以上の人が入会前に「創価学会を知らなかった」ということです。以前に比べても知名度が落ちた印象は拭えないかと思います。
 
 
第二に回答数がわずか8,000人であるということです。この活動家さんは5月〜6月にかけてこのアンケートのために「新入会員を総当たりしたはずだ」と述べていました。さらには「入会10年以内」が対象であるにもかかわらず、アンケートに回答する会員、つまり連絡の取れるメンバーがわずか8,000人しかいなかったということになります。この方は「毎年3万人くらい青年部だけで布教したはずだ。死亡や新生児の数を差し引いても10年間の結果が8,000人というのは笑えない」と述べていました。
 
 
第三に、入会動機として病気や貧困等が上位に入っていないという点です。少なくともこのアンケート結果から見れば、もはや創価学会の布教の動機は、貧困や病気からの救済ではなくなったと言えるかと思います。創価学会はもう病気や貧困の人を救えなくなったのかもしれませんね。
そういえば、創価学会と同様、最近は大石寺法華講さんも、布教の方針として「正しい信仰のすすめ」とか「悩みの克服」とかを言うことが増えてきました。病気や経済苦の克服とかは彼ら大石寺系教団はもはや言えなくなってきてしまったのかもしれませんね。