気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

『本尊得意抄副書』と『常修院本尊聖教事』との間の矛盾。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて昨日、『二箇相承』の矛盾について書いてみました。 「『二箇相承』の矛盾」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2023/12/10/100511 ところで、日蓮正宗の信徒は頭から『二箇相承』の実在を信じ込み、…

『二箇相承』の矛盾。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は『二箇相承』の相承の日付、その記録についてです。 大石寺が日蓮から日興のみに唯一の血脈相伝がなされたとされる証拠として確かなものは全く残されていません。日蓮真蹟が一つもないのです。それ故に大…

萬福寺の伝承。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて東京都大田区の馬込に、曹洞宗の寺院で萬福寺という寺があることをみなさんはご存知でしょうか。 この萬福寺の伝承を少し書いてみたいと思います。 弘安5年(1282年)9月18日の夜のことです。病のため身延を出て…

池田大作とノリエガ氏との会見。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて池田大作氏は数々の世界的な政治家と会っていますが、その中に「パナマの麻薬王」と言われたマヌエル・ノリエガ氏がいます。 「池田氏とノリエガ氏との交友」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/…

白馬に乗って閲兵を行った戸田城聖。

いつもみなさん、ありがとうございます。 戸田城聖氏は創価学会の第2代目の会長に就任するのですが、彼が戦後再構築した創価学会組織は、先代の牧口常三郎が作ったものとはかなり変わりました。 戸田城聖が構築したのは軍隊風の組織名です。青年部の各部は部…

戸田城聖は出版業で雑誌『ルビー』も出していた。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は池田大作氏が若い頃、戸田城聖の出版業に携わっていた頃、戸田城聖の出版社から出されていた婦人雑誌とされる『ルビー』についてです。 池田大作氏は大蔵商事に入社する1年前、昭和24年(1949年)1月に戸…

霊山浄土のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて前回「霊山」ということの教義的意義について考えてみました。 「「霊山一会・儼然未散」とは」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2023/11/26/000000 そもそも「霊山一会・儼然未散」という表現自体…

「霊山一会・儼然未散」とは。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて先日、2023年11月15日、池田大作氏は95歳で亡くなりましたが、聖教新聞の報道(2023.11.19付)では「池田大作先生」が「霊山へ旅立たれた」と表現されていました。 さてこの「霊山」とは何でしょう。 霊山とは霊…

池田大作氏は大石寺を「四神相応の地」と認めていた。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて少し前に「四神相応の地」という考え方をブログで紹介したことがあります。 「四神相応の地」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2021/12/26/000000 これは日興が広宣流布の暁に「本門寺」が建立され…

昭和34年6月30日、池田総務下の組織体制。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて前回は昭和34年5月8日付の聖教新聞の記事を紹介しました。 「選挙を宗教活動に位置付けた池田大作総務」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2023/11/21/000000 昭和34年(1959年)は、戸田城聖の死の…

選挙を宗教活動に位置付けた池田大作総務。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて昨日の日記では、池田大作氏のことを書きました。 池田氏は選挙を宗教活動の一つに位置付け、選挙における勝利をもって、会員の求心力や信頼を得てきた人物なのです。 「選挙における勝利至上主義の池田大作氏」…

池田大作氏、逝去。

いつもみなさん、ありがとうございます。 2023年11月15日、創価学会名誉会長の池田大作氏が亡くなりました。95歳でした。 このブログでは何度も池田大作氏への批判記事を書いていますが、今回は改めてブログ筆者個人の池田大作氏の評価を率直に書いてみたい…

無作三身の成立について。

いつもみなさん、ありがとうございます。 少し前に日本の中古天台宗で扱われる「無作三身」の教義について、それが日蓮真蹟に現れない表現であることを書きました。 「「無作」「無作三身」は日蓮の教説ではない。」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/e…

十大部を知らない創価学会信徒。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて皆さんは日蓮の御書で「十大部」と言うと何を指すか、お分かりでしょうか? この「十大部」は日興が選定されたものと言われ、『富士一跡門徒存知事』で具体的に特に重要な日蓮の遺文10編が選定されています。 具…

「無作」「無作三身」は日蓮の教説ではない。

いつもみなさん、ありがとうございます。 今回は「無作三身」についてです。 この「無作三身」という教義、とりわけ大石寺系教団、創価学会で好まれるもので、聖教新聞オンラインの用語解説でも「生命本来の三身をそなえた仏の境涯」と説明しています。特に…

『一生成仏抄』は偽書である。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて皆さんは『一生成仏抄』という日蓮遺文を知っているでしょうか? 大石寺系信徒、とりわけ創価学会の信者さんには有名な御書です。有名な文を挙げてみましょう。 「衆生と云うも仏と云うも亦此くの如し迷う時は衆…

本来の釈迦の教えで強調されるのは、信仰や信心ではない。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は以前に紹介したワールポラ・ラーフラの著作『ブッダが説いたこと』から、再び引用し、釈迦の教えとは本来どのようなものだったのかを考える一機会としてみたいと思います。 前回の記事、及びワールポラ・…

10,000円以上の供養者に特装本尊を授与。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて創価学会の各方面・総県組織では現在、信濃町の「広宣流布大誓堂」完成10周年記念の本尊授与に動き出しているようです。 今回の記事はブログの読者の方から情報提供を頂きまして、各方面・総県で「10,000円以上…

全ての根拠のないドグマを止揚すること。

いつもみなさん、ありがとうございます。 いろんな方からたくさんの好評価、応援のメッセージ等、頂いていまして感謝しかありません。 ただごく一部ですが、私のブログに対して執拗に怨嫉し、激しい憎悪や敵意をむき出しにして、誹謗中傷行為を繰り返す人た…

建治2年6月27日説の『四条金吾殿御返事』は後世の偽作の可能性が高い。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は創価学会や大石寺系の信者に馴染みの深い、建治2年6月27日説の『四条金吾殿御返事』について、考えてみます。 以下の画像は同抄『四条金吾殿御返事』です。参考にあげるのは旧創価学会版御書全集の1143ペ…

『新池抄聞書』が非公開である謎。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて『新池御書』の偽作説を私はこのブログで主張しています。 「『新池御書』は偽書である。」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2023/04/01/000000 「日有と『新池御書』のこと」 https://watabeshinju…

呪術を取り入れ、変容した大乗仏教。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて私は以前、こんな記事を書いています。 「大乗仏教運動と教化の特徴」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2023/03/21/000000 この中で指摘したことですが、大乗仏教の教化方法は、当時の民衆の精神的…

語るに足る友。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて私は創価学会の元活動家から徐々に家族の死を契機に非活となり、日蓮正宗の信仰も棄て、自由な身となりました。 そしてこんなブログを書き続けて、もう7年近くも経ちますが、別に私はオピニオンリーダーにもなる…

日興は日代に大石寺持仏堂本尊を託した。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて日興から日目へと「唯授一人」の相承がなされたように大石寺では主張しますが、その根拠となる事実は存在しません。 そもそも日興から日目へ与えられたとされる『日興跡条条事』は公開されていません。しかも筆…

日興が手本とした日蓮真蹟本尊はどれか。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は日興書写本尊について考えてみたいと思います。 以前、既に指摘したように日興書写本尊には、大石寺の戒壇本尊と同じ相貌で書かれた本尊が一つもありません。付言するなら、実は大石寺の法主は誰一人とし…

「仏敵」について。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて創価学会や日蓮正宗、顕正会等の大石寺系教団の信者がよく使う言葉に「仏敵」というのがあります。 自教団の意に沿わない批判者や退会者、棄教者等を卑下するために使われることが多いです。 この「仏敵」という…

出版協力者の名を削除する池田大作。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて最近、読書をしていて気づいたことがあり、それを少し書いてみたいと思います。 それは堀日亨の『富士日興上人詳伝』創価学会刊行、昭和38年原版の「序」を読んでいた時のことです。 この「序」は池田大作氏によ…

編年体御書のこと。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて創価学会は、2021年11月18日に新版の日蓮の御書全集を発刊しました。 これは凡例を読む限り、何を底本にしたのかわからない、さらには真蹟や写本の所在も、伝来も由来も全く述べられない有様で、要するに字を大…

宇宙や生命の永遠性は密教の思想である。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて創価学会や日蓮正宗、顕正会等、大石寺系教団の信者たちの多くは「生命の永遠性」とか「宇宙の法」と言ったことをよく語ります。 実際、アメリカ創価学会の勤行要典を読むと、唱題によって宇宙と個人の生命との…

たまには自分の思いを。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて私がこのブログを始めたのが2016年ですから、開設して7年目になろうとしています。 その間、私も非活から退会を選んだり、一度はブログも閉鎖したりといろんなことがありました。退会してもブログ名を変えるのは…