気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

2022-01-01から1年間の記事一覧

熊野正士氏のセクハラLINEについて。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて公明党・比例区選出の参議院議員、熊野正士氏が週刊誌報道を受け、議員辞職をしました。 そもそもの発端は2022年9月6日、『デイリー新潮』『文春オンライン』で、熊野氏が社会福祉団体の女性に卑猥なLINEを送り…

『聖人御難事』を出世の本懐の根拠とした最初の人物は大石日応である。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて日蓮正宗は戒壇本尊が弘安2年に造立されたとする説を採っているのですが、その根拠にしている日蓮遺文は『聖人御難事』です。 ところがここに出てくる「余は二十七年なり」という文はそんなことを書いた文ではあ…

常泉寺に戒壇本尊の複写が存在する。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて、戒壇本尊の写しを法主が書写してそれを信徒に頒布するというのが大石寺の本尊教義です。しかしながら「書写」と言いながら全く同じ相貌に書いていません。 「日興書写曼荼羅と戒壇本尊との相違」 https://wata…

『阿仏坊御書』における「出世の本懐」

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて大石寺系教団では「出世の本懐」を、弘安2年造立説の戒壇本尊のことと言い張ります。 このブログでは、そもそも戒壇本尊自体、日蓮作ではない、後世の造立でしかないと判断しています。そして日蓮や日興の遺文か…

『経王殿御返事』は偽書である。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は『経王殿御返事』と呼ばれる日蓮遺文についてです。 この『経王殿御返事』は、創価学会信徒や大石寺の法華講信徒さんには馴染みの深い御書として知られています。四条金吾頼基の娘とされる経王が病気にな…

本尊の前に法華経を置く奉安様式。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は日蓮の本尊の奉安様式についてです。 以前書いたブログ記事では、例えば日蓮御影を曼荼羅本尊の前に置いたり、日蓮日興御影を曼荼羅の左右に置いたりする形式を述べたりしました。 今回は法華経や経典を曼…

沖縄県知事選挙への危機感。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は2022年9月11日投開票の予定で動いている、沖縄県知事選挙の情勢についてです。先日、2022年8月21日、創価学会の原田稔会長が沖縄入りしたことが聖教新聞で報じられました(2022年8月22日付)。以下の情報は…

シアトル裁判の和解とは何だったのか。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は日蓮正宗と創価学会との間で争われた「シアトル裁判」の和解が平成14年(2002年)に成立したのですが、この和解とは何だったのかを簡単に説明してみます。シアトル裁判とは何が争われた裁判であったのかと…

『諸法実相抄』は後世の偽作。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は『諸法実相抄』が偽書である可能性が高い根拠を少し書いてみたいと思います。なぜ『諸法実相抄』が偽書なのか、理由は多岐にわたって考えられますが、私が考える2つの主な理由を以下に述べてみます。1、日…

『二箇相承』と『宗祖御遷化記録』との矛盾。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は『二箇相承』と『宗祖御遷化記録』との矛盾を見てみましょう。日蓮は弟子への遺言として、日興一人のみに相伝したと本当に言えるのでしょうか。創価学会や日蓮正宗は『二箇相承』の存在によって、日蓮から…

創価学会・大石寺系教団の分派の歴史。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は創価学会等の大石寺系教団の分裂の歴史、合従連衡や分派の存在などを紹介してみたいと思います。創価学会の活動家に聞くと「創価学会は分裂などしない」などと多くが言い張られます。確かに一致団結して選…

日影と柚野浄蓮と日有。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は大石寺9世日有が誰から血脈相承を受けたのかと言う点を考えてみたいと思います。大石寺9世日有の前の法主は8世日影になります。日影は6世日時の弟子となり、会津の実成寺にいたのですが、この時、日時が亡…

法華講の衰退。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は、法華講・各末寺の衰退の様子を法華講信徒さんから聞くことが多いので、聞いた話と感じたことを少しまとめてみました。大石寺には本来、旧信徒と言われる昔からの伝統講の方がいて、それとは別に創価学会…

天皇建立の本門戒壇堂という教義。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は本門戒壇堂という、かつての大石寺の教義についてです。もともと、池田大作は、昭和39年(1964年)5月3日、第27回本部総会の席上、正本堂の建立の発議の後、「後は本門戒壇堂の建立を待つばかりになります…

日精は大石寺17世ではなく18世である。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回は大石寺の15世日昌から19世日舜までの血脈相承の繋がりを見ていきたいと思います。私はこのブログで大石寺「17世」とされる日精をある時期から一貫して「18世」としています。その根拠も示してみたいと思い…

大石寺の本堂と御影堂の史料的検討。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて前回の記事では「御影堂」が当初は北山本門寺に建立され、大石寺に日興在世中、上古の時代に御影堂は存在しなかったことを書きました。今回はその続きです。前回の記事で確認したように、大石寺9世日有の『新池抄…

御影堂は日興により重須に建立された。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回の記事は、北山本門寺に存在した「御影堂」について、そして大石寺には当初は「御影堂」がなかったという点についてです。歴史的に見て北山本門寺に最初に日興が「法華本門寺根源」を感得し、「御影堂」と「…

読者からの投稿「組織内で感じた参議院選挙の考察、6つの敗因」

いつもみなさん、ありがとうございます。さて今回はブログ読者からの投稿を紹介します。いつもたくさんの方からメールを頂きます。本当にありがとうございます。この方は創価学会の現場の活動家の方のようです。"組織内で感じた「参議院選挙」の考察をメール…

日蓮は法華経一部読誦や書写も修行法として認めている。

いつもみなさん、ありがとうございます。 さて今回は方便品と寿量品とを読むことについてです。 これらに関しては以前にも書いたところですが、もう少し詳しく見てみましょう。 「なぜ方便品と寿量品を読むのか」 https://watabeshinjun.hatenablog.com/entr…

細井日達と妙信講問題。

いつもみなさん、ありがとうございます。今回は昭和47年の正本堂建立以降に変化していった、大石寺宗門、創価学会、そして妙心講(現在の顕正会)の教義的な関係について、少し書いてみようと思います。さて私は創価学会の活動家だった頃、広宣部・言論企画…

客殿からの遥拝とは。

いつもみなさん、ありがとうございます。本日は大石寺の客殿についての話です。大石寺では客殿という建物がありまして、日蓮正宗恒例の「丑寅勤行」をする場所であります。参拝者は正面の御座替本尊に面し、丑寅勤行に参加します。その後、正面左側の「遥拝…

随自意とは。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会や大石寺系信徒は法華経が「随自意」の教え、他は「随他意」の教えなどと言ったりします。「随自意」とは「仏が教えを説く時、仏自身の意に随うこと」であり、「随他意」は「相手のことを考えて、その意…

弘安10年日興本尊と戒壇本尊との相違。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて以前、私は日興書写曼荼羅の中に、大石寺奉安堂蔵の戒壇本尊と同じ相貌のものが一つもないことをブログで書いています。「日興書写曼荼羅と戒壇本尊との相違」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2018/0…

田部潤という人は私を騙っている別人物です。

別サイトで、気楽非活を騙って、「田部潤」というHNで書いている人がいるようです。それは私ではありません。これ以上、私のなりすましを続けて、私を騙るようであれば対抗措置を取ろうと思います。私はTwitterアカウント以外、一切のサイトでの発言は控えて…

本尊の奉安様式の不統一。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、日蓮正宗の曼荼羅本尊の奉安様式は、必ずしも一貫したものではありません。このことは以前ブログでも書きました。「本尊の奉安様式」https://watabeshinjun.hatenablog.com/entry/2017/02/03/060718このブログ…

「祈りとして叶わざるなく」は日寛の言葉。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて創価学会や日蓮正宗信徒の方はよく「祈りとして叶わざるなく」の御本尊ということを述べたりします。実はこの言葉は日蓮の言葉ではなく、大石寺26世日寛の言葉です。正しくは日寛の『観心本尊抄文段』(観心本尊…

大石寺歴代法主の国家諫暁に『三時弘経次第』は添付されている。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて私は、日蓮の弟子である日興には、師匠の日蓮を本仏とする思想がないことをこのブログでは繰り返し述べています。事実、日興の『三時弘経次第』でも末法における本門寺の本仏は「久成釈迦仏」であるとされ、その…

戦争を肯定していた牧口常三郎。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて少しずつ、またブログ記事、書き出そうかなぁと思います。明日にまた更新とは限りませんが、また非定期にポツポツと書いていくかもしれません。Twitterで述べましたが、牧口常三郎について書いてみようと思います…

ブログ一時休載のお知らせ。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、少しの間、ブログの連載をお休みしようと思います。自身も書くのが好きで、いろいろ書いてきましたが、やはり多忙のため資料を読んだり整理するのも追いつかず、忸怩たる思いを抱いていたのも事実です。またず…

人間的な繋がりを失いかけている組織。

いつもみなさん、ありがとうございます。さて、創価学会は今もまだ布教活動を続けているのかと思います。創価学会に勧誘されて、晴れて会館等で御本尊授与を受けた方の多くから、最近よく聞く不満は「結局入ったら入ったで、選挙か会合でしか電話してこない…