いつもみなさん、ありがとうございます。
原因はさまざまな観点から語れるかと思いますが、今回は「
創価学会員の結婚問題」を考えてみたいと思います。
創価学会員で幸せな結婚をして幸せな家庭を築いている人もいるのかとは思いますが、私が見てきた
創価学会員には結婚できず、独身の方が少なからず存在しました。
あまりに結婚できない方が増えているからでしょう。最近は「
創価学会員同士の婚活サイト」なるものまで登場しています。私が青年部の頃には考えられなかったことです。
創価学会の信徒が、信仰を持たない一般の方と結婚することはかなりハードルが高いといえます。家族の反発は必至でしょう。結婚した後も相手を入信させようとすることは間違いないわけで、結婚に二の足を踏んでしまうことになります。
かつては女子部の中には
創価学会信徒でない男性とお付き合いをして結婚に至った方がかなりいましたが、その
若い女子部の方たちは結婚した途端に一斉にほぼ例外なく活動から遠ざかって非活になってしまいました。
では男女ともに活動家同士で、結婚することはできないのでしょうか。
正直に申しますと、一昔前と異なり、魅力的なパートナーとなる方に今の
創価学会員は不足していると思います。
ただでさえ女子部の統監数は減り続けていて、もはや
絶滅危惧種扱いにさえなりかねないのに、その中で出会いがあってさらに活動家で、さらに意気投合して付き合えるチャンスというのは、宝くじで一等賞を引き当てるような確率でしょう。女子部の活動家たちも最近は高齢化して30代後半から40代など普通です。
加えて男子部員の魅力の無さもあろうかと思います。
私がかつていた
支部では各地区に必ず
精神疾患を抱えている部員がいたものです。
精神疾患のみならず、
全盲、無職、肢体不自由、
生活保護、引きこもり、ゴミ屋敷状態、不規則勤務、元暴走族、親の介護、寝たきり、アイドルオタク、
LGBT等、さまざまな方がいたものです。
地域の最下層の人たちを拾い上げてきた、
セーフティーネットとしての
創価学会の役割を肯定的に評価してもよいのかもしれませんが、ここまでさまざまな方がいると、さすがに一般の
若い女性の方なら引いてしまうのではないでしょうか。私も部幹部時代、家庭訪問でタバコの匂いの凄いゴミ屋敷の男子部員に会いに行くのは精神的に辛かったです。
若くて溌剌として逞しく人生を生きている、そんな若い男女青年部は、ここ最近、本当に見なくなってしまいました。
みんな活動をしているうちに嫌気がさし、徒労感から休み始め、仕事で失敗し、家で一人で必死になって唱題をしているうちに
精神疾患にかかったりします。
そうやって活動から離れていったり、精神を病んでしまった部員さんを私は多く知っているので、彼らのことを思い出すと胸が痛みます。
そんな人たちが本物探しに囚われて、
大石寺信仰に走ったり、
顕正会に入ったりします。
日蓮正宗の信徒、
法華講や
妙観講たちは一般の方に布教が進まないので、そうやってハイエナのように信徒を得ていくのです。
真面目で優しい人ほど、
創価学会員は心を病んだり、活動から離れていきます。残ったものたちの多くは高齢化し、個性の強い、心身にどこか障害があったりする、自立して生きられない、非
正規雇用や定職のない人たちばかりです。
そんな人たちがどうして結婚ということを考えられるのでしょうか。
さらに言えば、男女の出会いの場が激減したことも大きいかと思います。
かつて
創価学会には文化祭がありましたが、今はもう行われていません。
地方の市議選等では、
創価学会は男女青年部を中心に「遊説隊」を結成していました。遊説隊に入ったことを契機に活動に挺身する部員も多くいました。また遊説隊で出会った男女が結婚することも多くありました。ところが遊説隊も今では男女青年部で出すのが難しくなってしまいました。高齢の婦人部員がウグイス嬢になり、ドライバーも壮年部なので、男女の出会いの場としての遊説隊はなくなりました。
また女子部の幹部には、男子部に強い嫌悪感を持つ人が少なからずいました。
かつては少年部と少女部は男女青年部で面倒を見ていたのですが、この活動がきっかけで付き合うようになった
カップルもいました。しかしながらそのことで、女子部の幹部から男子部幹部に猛抗議が入り、執行会議でも糾弾されるようになってしまいました。
私は男子部でしたので、そのような女子部の幹部が好きではありませんでした。高飛車に言われたのではこちらも相手に好意を抱くはずもないです。やがて少年部少女部等の未来部担当も青年部から出せなくなり、今では本部で数人しかいない未来部を高齢で70歳近い地区女性部長が連絡に回る始末です。
まあ、そんなわけで、現在の
創価学会には男女が結婚するような雰囲気が減ってしまっているのかと思います。
現在の数少ない男女青年部たちは出会うことさえなく、出会っても意気投合することもなく、結果として
創価学会の
少子化がますます進行することは避けられないのでしょう。