気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

戒壇本尊の腰書の写しから。

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いつもみなさん、ありがとうございます。
さて私は大石寺奉安堂蔵の戒壇本尊について、その信用性の低さから構成の贋作に過ぎないことを何度かこのブログで指摘しています。


まあ私のブログなど読まなくても、柳澤宏道氏や犀角独歩氏の研究で十分に戒壇本尊が日蓮滅後の構成の創作に過ぎないことはイヤというほどわかりますので、所詮私のブログはそれらの二番煎じ程度でしかありません。


ところで、戒壇本尊の創作時期なのですが、私はそれが大石寺14世日主(在位1573〜1596)周辺ではないかと考えています。


戒壇本尊の創作時期」


戒壇本尊」の実在を証明する文証は、日蓮遺文にも見られず、日興にも日目にも日道にも存在しません。日道の『三師御伝土代』にも戒壇本尊への言及は存在しません。
それが突然、「戒壇御本尊」という言葉が出てくるのが14世日主の『日興跡條條事示書』です。大石寺の歴史で初めて実在する「もの」として戒壇本尊が語られた文書かと思います。



ところで、大石寺14世日主が戒壇本尊の腰書を書写して残している文書が大石寺に現存しています(冒頭画像参照)。
この文書と柳澤宏道氏の解析の結果(2枚目画像参照)を載せたので見比べて頂きたいのですが、ほぼ字配が一致していることがよくわかるかと思います。



ここから考えて、柳澤宏道氏の戒壇本尊に関する画像解析による座配表示が正確に戒壇本尊の相貌を示したものであることがよくわかるかと思います。



大石寺信徒さんが躍起になって私を否定したがる方が少なからずいますけど、そもそも柳澤宏道氏の画像解析が正しいことは、大石寺14世日主の腰書の写しから見てもよくわかるかと思います。
彼らが反論されるなら、何よりもまず「具体的に戒壇本尊には相貌としてどこに何が書かれているのか」ということを明示して、その上でその立論の根拠を否定しなければ、なんら説得力はありません(それをしないということは柳澤宏道氏らの立論の正しさを事実上黙認するということになります)。ですが、そのことを認めることができずに内輪の論理で罵詈雑言を発することしかできないのが大石寺の盲信の方々の特徴かと思います。