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創価学会の非活メンバーによる語り

南部実長の仏像造立に対する日興の書状。




いつもみなさん、ありがとうございます。


さて日蓮のみならず、日興もまた久遠実成の釈迦本仏説に立ち、四菩薩の脇士を伴った釈迦像の造立を認めていたことは、以前からブログでも書いています。


「日興は仏像本尊を認めている」

「富士山・本門寺の久成釈迦仏」

「仏像を安置することは本尊の図の如し」



大石寺系教団の多くの方が誤解されていることですが、日興は決して仏像の造立を否定されたわけではありません。
例えば波木井実長南部実長)の仏像造立に対して、それが始成釈迦仏であることを批判し、きちんと四菩薩を合わせた久成釈迦仏の造立を日興は正応元年(1288年)11月の波木井宛の書状で進言しています。



「仏は上行・無辺行・浄行・安立行の脇士を造副進せて、久成の釈迦に造立し進せ給べし。」
(日興『與波木井実長書』日蓮正宗歴代法主全書1-162ページ)


日蓮宗宗学全書中で『與波木井実長書』は、第2巻「興尊全集興門集」の169〜170ページに収録されていますが、これによれば同書の日興真蹟は大石寺に現存することがわかっています。



ですから日興は「波木井実長の仏像造立を否定した」のではなく、正確に言うと「波木井実長の仏像にきちんと四菩薩の脇士を副えて造立するように指摘した」というのが事実であるかと思います。