気楽に語ろう☆ 創価学会非活のブログ☆

創価学会の元非活メンバー(現在は退会済み)による語り

恩師記念室。





いつもみなさん、ありがとうございます。
さて今回は昭和50年代に建てられていた会館の恩師記念室についてです。


これについてある学会員さんが森田一哉理事長(当時)に宛てた一通の内容証明郵便が、山崎正友氏の著作で全文紹介がされています。

試しに全文を載せてみたいと思います。


「質問状
拝啓、理事長には、多難の中、日夜健闘下さり、陰ながら感謝しております。
さて、先日、聖教新聞紙上におきまして、週刊文春に対し創価学会として告訴したことを知りました。この件につき、いささか疑問に思われることが御座居ます。
それは、私共が、大沼或いは箱根の研修へ行かせて戴きますと、数百名の宿泊者に対し、せいぜい十名前後の人しか入れない岩風呂風のお風呂しかなく、私達は、烏の行水のような形でしか入浴できません。ところが、江戸川文化会館の恩師記念室には、週刊文春のグラビアで紹介された対山坊の風呂場のような総檜造りの風呂が付いております。
恩師記念室は、普段は常に鍵がかかっており、誰も入れないようになっております。
名誉会長がいらっしゃった時に開かれるのかと思いますが、何年に一回使用されるかも解らない部屋に、立派なお風呂を造り、私達の使用する処に、その使用人数に耐えないような施設しか造られていないのはどういう理由によるものでしょうか。お教え下さい。
又、江戸川文化会館の恩師記念室には、風呂場の他、大きな台所と清潔なトイレが付いております。
皆さんの会館と云われ、私達学会員の特別財務で建てられた文化会館でありながら、私達会員の利用できない、入らせてもらえない部屋にこのような設備がどの程度に必要なのでしょうか。
このような部屋の存在は、『皆さんの会館』という趣旨に反するのではないでしょうか。
次に、これまでの会館では、それまで会長室と呼ばれていた部屋を、理事室と名称変更したことが御座居ましたが、この部屋は、ほとんど使用されたことがなく、名称変更にも係らず、本質的に会長室であったと思われますが如何でしょうか。
以上の数点を考えてみますと、今回の週刊文春は、私達の疑問に答える内容であるといえても、私達学会員の名誉が毀損されたことにはならず、一千万の会員の名誉も毀損されたと告訴したことは、心ある会員の真情に反しております。
私達が、このような気持になるのは、全国の会館、文化会館の恩師記念室の内部を秘密にしているからであります。
従って、各会館、文化会館の恩師記念室の内部写真の公開及び、学会員なら誰でも、何時でも、その部屋の見学を自由にして下さることを要求するものです。
右の質問並びに要求に対する回答と諾否を七月末日までに御返事下さる様、お願い致します。
敬具」
(江戸川会館管理人嘱託の手紙)


最近ではもう各方面の会館からは風呂や台所は存在しませんけど、会員が普通に入れない「恩師記念室」という部屋が会館に存在するのはよく知られています。その中身が会員に秘匿されているのもよく知られています。


どんな目的で何をしても構わないのでしょうけど、財務のお金がどのように使われていて、そしてそれに対して会員から質問があった時にきちんと回答できたり、また不適切な部分があれば誠実にそれを改める姿勢が重要なのかと思います。